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学び、大相撲の呼出デー

 ここ数日、祖母の家で作業をしている。テレビには祖母の好きな大相撲中継。今までにないくらいに私も大相撲を見ている。まだまだわからないことだらけだが、先日は行司デーで行司についてたくさんの解説があり、面白かった。そして今日は呼出デーということで、呼出さんのお仕事についての解説がたくさんあり、改めて大相撲が古くから多くの人々を楽しませてきたんだなという長い歴史を感じた。今まで大相撲中継は家の人たちが見ているのをチラッと見るだけだった。そこで、土俵下でタオルや水を渡す方々のことを、私は誠に、誠に失礼ながら、場所場所でアルバイト募集があるのかな、と思っていた。本当に、私はボーッと生きていた。いやいや、全くの見当違いで、呼出さんは定員45名で9つの階級あり、呼出の名の通り、土俵上で力士を呼出すのはもとより、土俵をつくっているのも呼出さん方とのこと。どうりで土俵を掃いてらしたのだ。いつもなら取組みの解説やVTR再生が入るようなタイミングも今日は、呼出の方々がクローズアップされていて、最後まで柝を打ったり太鼓を叩いたりしていることなどへの解説があった。国技館を出ていくお客様を見送るハネ太鼓を叩いているのも呼出さんのお仕事だそう。会場に来ていたお客様方が太鼓の音で方々の帰路に着く様子をもとにしてできた言葉があるそうだ。それぞれがそれぞれの場所からアクセスし記事を読んでまたそれぞれの世界に戻っていくWebの世界にもどこか重なるような気がした。今日はその言葉でこの記事を終わりにしたいと思う。それではまたお会いする時まで。テンデンバラバラ。

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