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おおはまぐりの年賀状

 「あかんかぁ」。1日かかって作った実家用年賀状の第一デザイン案は、あっさり却下になった。時は前夜、「龍って見たことないなぁ」。何度も展覧会などで描かれた龍は見ているはずだが、実際に描くとなると細かくまでは覚えていない。どんなふうに目がついていてどんなふうに口角が終わっているのか。髭は何本くらいでどれくらいの長さなのか、角は耳の後ろにあるのか横にあるのか。調べていくうち、徐々にそもそもどうして龍だけ実在しないのか。が気になり出して、それから、龍なのか竜なのか、ドラゴンとはどう違うのか。も気になり始め、長い夜が始まりそうになった矢先、そういえば、たつ年は辰じゃん!と龍でも竜でもなく辰じゃん!と思い至ってきた。「辰」と調べるとでてきたのは「辰」は2枚貝から足がでている様を表したもの。おおはまぐり等を指した。「おお!おおはまぐりなら知ってる!!!」。そして植物が盛んに成長する様を表す。「なんか、めでたい!」ということで今回の年賀状はおおはまぐりで勝負しよう!ということで意気揚々と眠りについたが、見事不採用。よもや、日の目は出ずか…と思われたおおはまぐりの年賀状。明日、noteに載せようと思います。
 今年も1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

採用になった令和6年辰年年賀状イラストデザイン

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