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1人ヨーロッパ旅行で街歩きの時に気をつけていたこと

 1人で欧米を旅行したというと、危ないことはなかったか?という質問もよくいただきます。2回に渡り、計2ヶ月ほどの滞在でしたが、特にスリなどの被害に遭うことなく、旅程を終えられました。かつては20年程前、ロンドンでデジタルカメラを人混みの中でリュックから取られていた。ということもありましたが、今回の旅で自分なりに気を付けていたことをまとめてみたいと思います。

街を歩くときの荷物は少なく

 交通網が発達し、観光施設なども集中していた都市に滞在することが多かったこともあり、日本でもするような街歩きをよくしました。荷物は無印良品の「ポーチとしても使える 撥水 サコッシュ」1つでした。パスポートやお財布などの貴重品から、何となくお守りがわりのような気持ちで入っているお伊勢さんの「お清め塩スプレー」や、いつかの転勤時にもらったPARKERのボールペン「JOTTER」などが入ったこのサコッシュだけが私の街歩き荷物の全てでした。…たまにスケッチブックを手に持つことはありましたが。

経路は出来るだけ調べて

 基本的にはどの都市でも徒歩40分くらいであれば歩いて行っていました。経路はあらかじめ宿で調べ、地図をスクリーンショットなどで保存し、すぐに見返せるようにして出発を…これは出来るだけスマホの充電と通信量を消費しない為の工夫としてのつもりでしたが、効果あったのかなかったのか…。

街かで立ち止まる時には、必ず背中を壁につけて

 どれだけ地図を調べていても、太陽の位置で方角を予測しても、やっぱり、ここはどこでどこに向かえばいいのか、よく不安になっていました。街中で、地図を見る時には壁際により、少なくとも背後には警戒しなくてもいいように対策していました。赤信号で止まる時にも、横断歩道から遠くなったとしても、必ず背面に壁がくるような場所で信号待ちをしていました。

なるべくサクサク歩きで

 街を見たいので、30分でも40分でも歩いていましたが、歩く時には「この街知ってるんです。」というような顔をしてサクサクと歩くようにしていました。壁際に止まって地図を確認するときも確認し終われば、スマホをしまい顔を上げて、「ちょっと友達からの連絡を確認してたんです。」というような感じで、歩きはじめるようにしていました。…バレバレだったかもしれませんが…何度か道を聞かれることもありました。

16時くらいには宿に帰る

 自炊をしながらであったこともあり、外に出ても、カフェやレストランに入らなかったので、しっかりと朝ご飯を食べて宿を出ればもう15時ごろにはお腹も空いてきて、足も疲れてきました。なので、夕方以降は宿に帰り近くのスーパーで買い物をし、ゆっくりと夕飯を作って食べ、SNSなどにあげる写真を編集したり、本を読んだりして過ごしていました。とはいえ、夕焼けや夜公演の舞台を見たりすることもありました。夕方から出かけるときは、宿への帰り道がいくつかわかるようになり、宿の近くまで来れば地図を見ずとも帰れるようになってからとしていました。


 海外の情報を調べるとたくさんの危なかったことに関する記事を目にすることがあります。あまりにもそのことばかりに気を揉んでしまい、楽しめなかったこともありました。それからは、安全な場所はない。というふうに考え、上記のようなことを意識しながら行動していました。
 みなさんの楽しく安全な旅を祈願しています!


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