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「2021秋コラボ 陶芸家小川綾:珈琲カップに込めた思い1」

陶芸家小川綾さんに珈琲くるるのオリジナル珈琲カップを作っていただけることになったものの、珈琲豆を焙煎する以外、思いを形にすることに無頓着な私。

何を考え、何をお伝えしたら、珈琲カップができあがっていくのかさえ、皆目見当がつかない…

見当はつかないけれど、カップの形は候補があった。

彼女のInstagramを拝見していて、とても気になっていたストンとした小ぶりのカップ。

いつか、出会いがあればいいな。

そんなことを思っていたら、2020年の年の瀬に出会ってしまったのだ。

手に入れた小ぶりのカップは、思っていた以上に、私の手にしっくりときたから、やはり、この形、そして、この大きさなのだと思った。

彼女にお願いするなら、この形。

色も、彼女のInstagramを見て、好みを伝えた。

彼女が表現する青はとても美しい。

でも、珈琲くるるのイメージは白黒ベージュ。
しかも、私は黒マットがとても好き。

そんな話をしていたら、彼女が釉薬のテストピースをいくつも作ってくれた。

内側は珈琲の色を見るために白。
外側は好みで黒。

最初は、そんな単純なことを考えていた珈琲カップの色。

でも、なんで、黒なんだろう?
この色である意味は?

そこから、くるるで珈琲カップを作ること、そして、彼女とコラボすることの意味を考えはじめたのだ。

>>「2021秋コラボ 陶芸家小川綾:コラボ珈琲カップに込めた思い2」につづく。

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11月のワークショップは、陶芸家小川綾さんが主催されるグループ展の一角で開催いたします。
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グループ展 11.10(水)-11.16(火)代々木上原
Art&Craft Exhibition[Here,There and Everyday]
《うつわインテリア》北欧・ドイツ・日本
ここ、そこで ほがらかな日々を

会場 hako gallery 
東京都渋谷区西原3-1-4
入場無料
12:00-19:00(最終日 17:00閉場)
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珈琲豆の入った袋の口を開き、豆の香りをかぐ。

珈琲豆をミルで挽く感触を確かめる。

珈琲粉に湯を注ぎ、水分を蓄える様子を見る。

珈琲を口にして、味わう。

あっ、そういえば…。
ふと心に思い浮かんだ情景。

それを言葉にしてみませんか。

そして、言葉を繋ぎあわせて、あらわになった思いを名前にして、珈琲に名付けてみましょう。

ワークショップで飲む珈琲は名前のない珈琲。

あなたが名前をつけることで完成するあなただけの珈琲です。

https://coffeekururu.stores.jp/?category_id=60d5c3ad91260a0c181d1358

ワークショップでは、陶芸家小川綾さんが珈琲くるるのために作ってくださったコラボ珈琲カップで11月の名前のない珈琲をお召し上がりいただけます。 

名前のない珈琲とともにコラボ珈琲カップの使用感もお楽しみください。

※コラボ珈琲カップは、会期中同時開催いたしますポップアップショップにてお買い求めいただけます。

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