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WEBデザイナー初学者に向けて


デザイナーになるための考え方

WEBデザイナーを目指すための入り口がスクールや職業訓練校と幅広くありますがどの入り口でデザインの勉強をしても必要なことが一つあります。
それはデザインが「好き」なことです。好きでなければ続かない業界であり、好きな人でないと務まらないからです。どうして好きでなければ務まらないかというとWEB業界で第一線で活躍する人たちはデザインが好きな変人ばかりだからなのです。
WEB業界を目指すきっかけはそれぞれだと思いますが、本気で打ち込めるかどうかの覚悟を決めれていない人とデザインが心の底から「好き」と思えてない人は別のお仕事の選択をするか今のお仕事を続けることお勧めします。
ですが、デザインを好きになるために楽しむ工夫ができればWEB業界を目指すことはできます。しかし、その楽しむ工夫は各々で見つければなりません。

初学者がやっておくとよいこと

まずはスクールや訓練校から与えられたものを行ってください。スクールから与えられたものが出来てようやくべーシックな状態です。スクールや訓練校のカリキュラムでできることには限界があります。

今から紹介することをプラスで出来れば更なるデザインのテクニックが上がります。

  • 参考サイトを探して模写する(デザイナーならデザインを模写、コーダーならコードを模写して分析)

  • 街の駅やお店などにあるチラシをファイリングして集めてデザイン制作の参考にする(余裕があればチラシのデザインを分析)←足で情報を探す

  • 面白いと思ったWEBサイトは間髪入れずにブックマーク

  • 面白いと思ったWEBサイトを印刷して分析や感想を書きファイリング(Noteで分析内容や感想をまとめるのもあり)

  • 自分が制作したものは第三者と分析しよう

  • 制作のアイデアはメモしよう

  • pinterest(ピンタレスト)は便利なアプリなのでデザインを集めよう

少しずつでいいのでやれるものだけでも自分のペースで行っていき、継続していきましょう!WEBの制作会社や事業会社に入社しても役立つので継続して行ってください。

制作の気持ちの上での心得

スクールでも訓練校でも課題などの制作はあると思いますがその課題はお仕事だと思って取り組んでください。例えば、課題がバナーだったとします。
以下の点をスクールや訓練校の講師の方に確認しておくとよいでしょう。
また、以下の内容を確認したら参考バナーなどの準備やラフの準備も進めましょう。

  • バナーを見てもらいたいターゲットは誰か?

  • バナーの目的は何で何がしたいのか?

  • どんな印象を与えたいのか?

  • そもそも何を商材として扱っている会社の設定なのか?

  • 一番伝えたいことは何か?←一番重要 バナーのキャッチコピーに繋がる

上記の確認は仕事の上でも制作の上でも大切です。とはいえ上記の確認内容は、お仕事の場合はケースバイケースなので臨機応変な対応が必要です。つまり制作の心得として大切なのはしっかり聞き取り準備してプロ意識で臨むことなのです。聞く力と準備する力は何にも勝る最強のテクニックです。スクールや訓練校の早い段階でこの心得を身につけておくと誰よりも差をつけることができます。

日常にもデザイン

皆さんの住む街には沢山のデザインがあります。看板、チラシ、ポスターなどがありますがそれらをデザインのアイデアと捉えたら、いつも見てる風景も見える世界は変わり、自分の中でのデザインの解像度が上がります。街にあるものはデザインのアイデアの泉だと思ってください。そうすれば、きっと最初の話に繋がりますが、デザインが楽しく好きになれると思います。

学ぶことは真似ること

デザインに限らず仕事は誰かの真似から始まる。「学ぶ」の語源は「真似ぶ」と言われる。デザインは世の中にあるデザインを真似たり、参考にして吸収することでデザイン力は高まる。会社なら時間がある時に先輩のデザイナーのデザインを模写したり、先輩のデザイナーのデザインを参考にして制作に活かしたりすることもデザイン力を高めることになる。だが注意して欲しいことは仕事の制作においては模倣にならないように気をつけて参考にし、あなただけのオリジナリティのデザインを目指しましょう。

デザインは下手くそでもいいから自分の口で説明できるようにしよう

どんなにいいデザインを作れてもそのデザインの良さを伝えられなければ意味がありません。難しいかもしれませんがポイントを掴んで自分なりに整理してまとめれば実践でも役立ちます。以下のポイントを参考に自分が設計したデザインをまとめてみましょう。

  • ターゲット 誰に向けてなのか

  • コンセプト どういう意図で制作しているか

  • 課題 何をデザインで解決できるか

  • こだわった点 デザインの見て欲しいところ

また、これ以外にも5W1Hで考えてまとめる方法もプラスしても良いだろう。

  • When いつ どんな時に見て欲しいか?(シチュエーション)

  • Where どこで どの媒体で

  • Who 誰が どんな人に見てもらいたいか?(ターゲット)

  • What なにを 何を見て欲しいか?

  • Why なぜ なぜ、このデザインになったのか?

  • How どのように 制作したものがどのように利用されるか?(想定)

終わりに


皆さんがデザインを愛し、心から楽しいと思えたらWEB業界の扉は開かれてデザインが大好きなデザインの虫たちのいる世界(会社)に飛び込むことになるでしょう。あなたもデザインの虫になってデザインの世界で虫のように大空を飛び回りましょう。

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