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2023/12/6 大阪ー東京さわやかキャノンボールその③


さわやかを出て金谷峠へ

さわやか細江本店での滞在時間がおよそ23分、思っていたより短くまとめられた。
入店したときの平均速度が24.3km/h、出てすぐが23.5km/h。


お腹は満たされたがさすがにさわやかハンバーグを食べてすぐに全力でペダルを回すのははばかられる。
生肉も含むハンバーグだからお腹が痛くならないとも限らない。
1、2時間は様子見ながら流す。
私の最強胃袋は大丈夫だったようだ。

12時間経過。平均速度23.2km/h 280.6km

この先はくねくねしたルートを走りながら天竜川を渡る。
R1に復帰して金谷峠という緩く短い峠に向かうルート。
特に迷う事もなく金谷峠クリア。

金谷峠にあるホテル。

宇津ノ谷峠

金谷峠を越えて短い下り、冷えてきたので途中の信号手前で少しウェアを調整。
大井川を渡り島田市、藤枝市を通過して宇津ノ谷峠へ。
市街地で少し渋滞。
市街地を抜けて上りだすと道は空いてきた。良かった。
ゆるーく上ってトンネル。
初めて通った時は車にちょっとビビったが、もっと恐怖を感じるトンネルをいくつも経験して、安全に走行するコツを少しは覚えたので平気だった。
下って安倍川を渡り静岡市へ。

14時間経過。平均速度23.1km 324.3km
安倍川手前

静岡市

静岡市街地エリアを走る。
宵の口なので渋滞。
市街地エリアは交通量が多く、あまりスピードを出せない。
信号にひっかかるが焦らずに行く。
次回は静清バイパスルートを走ってみようかな?走れるのかな?と考えながら進行。
この辺りで残り時間と距離を計算。
作戦②のJR原駅での残り時間を8時間稼ぐためには、そろそろペースを上げないとやばい事に気が付く。

興津あたりから本気だす

静岡市街地エリアを抜けて、興津。
ここからは少し自転車道。
対向車のライトがまぶしい。
気を付けながらペースアップ。
ライトがまぶしくてtowild800だけでは先が良く見えない。
フェンスに突っ込みそうになって急ブレーキ。
やべー。
Volt400も点灯して少し先を照らす。
押しボタン信号を押して踏切を渡り、由比へ。
追い風に乗って快調に飛ばす。
鎌原を抜けて階段を上って富士川を渡る。
まだちょっと遅れてる。
もう少しプッシュしよう。

櫓の信号交差点も青。僥倖。

快走路を踏み踏み。
そろそろJR原駅通過、残り時間をみると7時間58分。
オッケー、これなら箱根峠を越えられる。
その後も快走路を踏み踏み飛ばす。
一度ミスコースしかけたがセーフ。
箱根峠へ。

ここだったかなぁ?左からでもいけたっぽいけど。

箱根峠

ゆるやかだった斜度が少しきつくなる。
箱根峠ヒルクライムが始まった。
青看板に箱根峠まであと〇キロとの表示。
ボトルのドリンクが少なくなってきたが上ってから補給しよう。
箱根峠をこちらから上るのは久しぶり、3年ぶりくらいかなぁ。
今年も7月くらいに逆方向に下ってきてはいるので道は覚えてる。
キャノボだと峠は淡々と上るしかない。
速すぎてもダメだし遅すぎてもダメ。
汗かきすぎてもダメだし体温を下げ過ぎてもダメ。
ちょうど良いペースがある。
作戦②の為にプッシュしたので体は暖まってるので、気持ちよく上る。
最後のほうで少し疲労を感じタレたが登頂。
自販機でスポドリと水を購入してボトルに補充。
道の駅の前を通過。

そのころ…。

箱根峠のライブカメラで四人も見守ってくれていた🤣

芦ノ湖湖畔を通過し箱根峠の上り返し、この辺りになると冷える。
おそらく5℃前後、もう少し冷えたかも。
100mちょっと上って平坦区間。
例の看板を探す。
ない、あれ~もしかして通り過ぎちゃったかー??
引き返して写真だけでも撮ろうか迷ったがもう少し進んでみよう。
あ、あった!

国道一号最高地点 874m

キャノボはモニグラ~さんリスペクトで始めたチャレンジなので、ここでも写真を撮る。聖地。

ここから小田原市まで長い下り、上りで落とした平均速度を少しでも取り戻したい所。
だけど初見の道で夜中のダウンヒルは無理が出来ない。
残り距離と時間を考えても余裕あり。
安全マージンをしっかり取りつつダウンヒルを楽しみながら下る。
冷える。

小田原市でローソン 暖を取る

小田原市まで下った頃には体は完全に冷え切っていた。
このまま行っても良かったがまだ85kmくらいある。

19時間経過 残り85km

19時間経過、残り5時間あるしここから30kmくらいはまた平均速度を上げられる区間。風向きも最後まで味方のはず。
なので無理をせずここで少し暖を取ることに。
ホットコーヒーと肉まん、そして不測の事態があった時の為にブースト燃料として即効元気のジェルを二本買う。
実はこれがこのキャノボで最初で最後のコンビニ買い物。
肉まんを食べてホットコーヒーを半分くらい飲んだら体が暖まってきた。
小田原市まで下りたらもう少し気温が上がるかと思っていたらそうでもなく、防寒装備のままリスタート。

勝利が見えたのでクルージング

走り出してしばらくすると、やはり風が味方をしてくれることもあり、軽く30km/hが出る。勝利を確信できたのでのんびりクルージング。
さわやかキャノボという事もありタイムへのこだわりはあまりなく、24時間以内に安全に無事完走できたらいいなと。
Xで見守ってくれている仲間たちとのやり取りをしながら、アホな話をしながら進行。
戸塚→保土ヶ谷→横浜へ。

R15からR1へ変更

横浜市の青木通交差点でR1とR15の分岐がある。
R15で走ろうと思っていたが、モニグラ~さんが「R1良いよー、東京タワーの写真を撮ってきて~🗼」と。
ここに来ても時間と体力に余裕があったのでR1でいきまーすとお返事して左折。R1へ。
多少のアップダウンがあるものの大した事はなく、道幅が広くて走りやすいR1をクルージング。
鶴見川を渡る。

公園トイレに寄り道したり。でももう少し先にR1沿いのトイレがあったw

多摩川を渡り東京都に入る。
あと少しだね。

東京都に入って少し走ったところで、500km。

経過時間22:55:50 平均速度21.8km/h 500km

東京タワー

この辺りからそわそわしだす。
達成がどうのこうのよりも大事な事。
そうだ、東京タワーの写真だ!
東京に土地勘が無くどの辺にあるのかもよく知らない。
R1を走っていたら見えるはずと思って走っているがまだ見えない。
焦る。
グーグルMAPで調べながら走っていたら、なんといつの間にかR1を外れてしまっていた。
さっきの交差点で右折だったか…。しまった。
慌てて右折してR1に復帰。無駄に坂を越えた気がした。

白金で右折するの忘れた侍。

R1に復帰したらすぐに東京タワーが見えた。
なぜか下半分だけ点灯してくれている?
宇宙人先輩の差し金だろうか…。👽

東京タワー
東京タワー
東京タワー


そして2代目さわやかキャノンボーラーへ

東京タワーの写真も撮ったし、あとはゴールするだけ。
でもこの辺からゴールまで無駄に坂が多い。なぜなのか。
信号にもひとつずつ引っかかるし…。
でもまぁ余裕が無い事もないので焦らず進む。
皇居まで来た。

大手門の交差点を右折してしばらく走ると大規模な道路工事中。
え~、これ通行止めとかで迂回だったらいやだなぁと思いながら信号に一つずつ捕まりながら走る。
日本橋の交差点を左折してゴール。
2代目さわやかキャノンボーラー爆誕である。
サイコンを止めて記念写真を撮って、まずは見守ってくれている仲間にゴールを報告。

ゴール サイコン上 23:40:33 513km

寒くなくて良かった。
少し離れた場所にロードバイクを停めて休憩しながら、Xにゴールをポスト。

こんな時間なのにたくさんの方から祝福のリプが届く。
幸せを噛み締める。
ありがとうございます!

総括

走行距離 513.16km
経過時間 23:40:14
獲得標高 3719m

パワーメーターの電池が箱根峠で死んだので、その後のパワー数値はわかりません。

去年の自分と比べたら10%くらい弱かった。
なのに精神的にも肉体的にも余裕を残してゴールできたのは、一度達成してる経験値と仲間やX上で応援してくれた皆さんがくれた力のおかげ。
今回のキャノボでキャノボ達成に向けた最低限の脚力の作り方もほぼ確立できたと思う。得られたものは大きい。

ではまた、来年もキャノンボールであいましょう!
最後までお読みいただいてありがとうございました。


special thanks to モニグラ~さん
special thanks to キャノボ虎の穴
special thanks to ぼっちライダース


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