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もういちど星を見たいと思ったから

こんばんは
今日は帰り道の星空がなんだか綺麗に見えました。

前回の記事は、私の推しについてでした。

お時間がありましたら、こちらもぜひ。

突然ですが、星はお好きですか?
空気が綺麗な高地にお住まいなら、きっと美しい星空は見慣れているかも知れませんね。

私が住む辺りはどちらかというと東京に近いので、空気の綺麗さや街明かりという点から、星空を観測するのに向いている地域というわけでは無さそうです。

そんな場所でも、やっぱり星って綺麗だなと思うことはよくあります。
私はプラネタリウムが好きでたまに足を運ぶのですけれど、技術がどんどん進歩して投影される星々もよりクリアに美しくなりました。カレンダーも、星空の写真で有名なKAGAYAさんという方が毎年出されているのを5、6年愛用しています。

でもやっぱり、ふとしたときに見上げた星はどの映像や写真よりも綺麗に感じるのです。

私が線なしで分かる星座はオリオン座くらい。そしてオリオン座を構成する一等星にシリウス、天狼星と呼ばれる星があります。シリウスはキャラクター名でもよく使われますよね。私の好きなハリーポッターシリーズにも、シリウスという男性が出てきます。(推し。作中で亡くなる。)

シリウスから放たれた光が地球に届くまでは8.6光年の距離があります。数字に直すと、とにかくだいぶ離れているということが分かりました。そんなに遠くからの光が今この地球から見えるのだと思ったら、なんだか不思議な気持ちになります。

メンタルがぼろぼろになって、苦しくてつらくて、もう人生を辞めてしまいたいと思っていても、たまたま顔を上げてあの綺麗な光に気がついたとき、まだ生きていようかな。もう一度あの星を見るために生きていてもいいかな。なんて思いました。

生き物は平等にいつか死んで骨になる。その骨も永遠に残るわけではない。
それならば、この地上に居られる短い間は好きに生きたっていいじゃないか。どんなに健康でもどんなに誠実でも、明日何があるか分からないのだから。

私は私が素敵だと思ったものを、この命が終わるまで出来る限り伝えていきたい。たくさんあるから、伝え切れるか分からないけれど。
そして出来れば、それが誰かの喜びになって欲しい。共感でも発見でも、なんでもいいからその人にとってなにかよいものとして糧になってくれたらいい。

もしかしたら私の願いって、そこに集約されるのかもしれない。

もういちど星を見たいと思ったから、もうすこしだけこの地球に居よう。
そんなふうに思った夜でした。

2月は心身の不調が出やすい時期だそうです。
なるべく暖かくして、つらかったら泣いちゃってもいいから、やり過ごしましょうね。

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