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自己肯定感が低い私が少し生きやすくなるまでの話


写真を見ると、というか彼女を見るとなんだかほっこりした気持ちになる、そうさせてくれる。


この前、旅の写真を同期に送ったときに言ってくれた言葉。写真に私が表れたのかなと思ってとっても嬉しくって大事にしてる。

ようやく、自分を大切にできるようになって、なりたい自分になれている気がします。

今日はそうなれるようになった理由についてのお話。私は最初からこうだった訳ではありません。

以前書いた「私がなりたいわたし」はこちらから。


好かれる自分・できる自分になりたかった時代

私は小~中学生の時は絵にかいたような「真面目な優等生」だった。
それなりに成績優秀で、合唱コンでは毎年ピアノ伴奏をして、得意の習字で度々校内で表彰されていた。今となっては「あの時はすごかったな」と思えるけど、当時は全く思っていなかった。
真面目で完璧主義になりがちで、できないことがあることが嫌だった性格もあると思う。「あの子はできるのに、なんで私はできないんだろう」と思っていた。

できたことを褒められたというよりは、できなかったことを言われるほうが印象に残っているからかもしれないが、何をしても自信がなかった。


自信がない故に何をやっても不安で、できることがあるのにできてないと思ってた。


個性を大事にできるようになった時代

個性を意識できるようになったのは高校時代。逆にそれまではなかったといっても等しい。進学校だったので、今までの取り柄だった「それなりの成績」は当たり前だし、習い事を辞めてから特技も特技として言えなかった。

多分自信が何ひとつ持てなくて埋もれていく一方だったと思う。

その中で、可愛い先輩が好きだったモデルさんが載っている雑誌を買ってみた。雑誌の中のモデルさんたちは自分の「好き」を貫いて、芯がすっと通っててきらきらしていた。私もそんな風になりたいと思った。

それからというもの、憧れのモデルさんの真似をたくさんした。雑誌に載ってるお洋服は東京のお店でしか買えないから、近所である古着屋さんを探して近い服を見つけていった。そんなことをしていたら、少しずつ「可愛い」と言ってもらえた。人生で可愛いって言われたことなんて、そうない。嬉しかった。ようやく認められたような気がした

それが自信になって、自分が自分を好きになれたんだと思う。



結局自信がもてるかどうか

私は周囲の人に認められたことで、少しずつ自分への自信が出てきて、今は自分のなりたい姿をイメージして生きることができている。気持ちも前向きだ。

誰でも「こうなりたい」はきっとあって、「無理だよ」「できないよ」と言われたりすると自信がなくなる。私みたいに悲観的に考えるタイプで、自己肯定感が低めの人だったら、自分が否定されたような気持ちになる人もいるかもしれない。


私と同じように自分に自信がなくて、「自分の存在意義ってなんだろう」って思っちゃう人がもし見てたら伝えたい。

ちょこっと自分を信じて、大切にして、気持ちに素直になってみて。

素直になって行動したことが少しの自信になって、ちょっとずつ生きるのが楽しくなる。

私自身もまだまだなりたい自分にはなれていない。でも、今は過剰に周りの人の目が気になることなく自分の可能性を否定せずに「こうなりたい像」を追いかけることができている。


ほんの少しの自信だけでマインドが変化する。

今は自分の「好き」に自信をもって、好きを重ねることで私はできている。根底に自分に対して少しずつ積み重ねていった小さな自信があるから、今自分を大切にして生きることができている。

自分を大切にすることでなりたい自分になれるようになるのだから、もっと自分に自信がもてるようになって人生が好転する気がする。

揺るがない気持ちを重ねていく。

そうやってゆっくりと人生を歩んでいきたいな。

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