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フランスのベーカリーラボラトリー、Liberte.

本物のフランスのパン屋さんに出会った日、


リベルテ 私はパリでたくさんのパン屋さんに出会い、食べてきたが、今でも記憶に残っているお店がある。この老舗で食べたクラシックなミルフィーユは、今でも私のミルフィーユのバイブルだ。


パン屋の簡単な歴史 フランスの職人ミカエル・ベニシューが2013年にオープンしたリベルテは、フランス・パリに数店舗を構え、地元で長く愛されてきた。ブノワ・カステルが現オーナーで、日々のパンの開発やベーカリーでの弟子の育成に忙しい。

パリのベーカリーの内装デザイン


 ベーカリーのオープン・ラボラトリーというコンセプトにとても惹かれた。ルー・ド・ヴィネグリエの支店は19世紀の建物ですが、色あせたり荒れたりしたままになっています。そしてこれがユニークで素晴らしいコンセプトにつながった。この雰囲気が店のコンセプトと調和している。むき出しの梁、古い鏡、パン、ペストリー、ケーキ、タルトで盛られた巨大な大理石のカウンターが目に入るだろう。地下にはラボラトリーもあり、毎日24時間、新しい作品が作られている。インテリア・デザイナーのエマニュエル・シモンがデザインしたリベルテの4号店は、アーチ型の天井、棚、砂色を基調とした色調で、回廊建築を彷彿とさせる。ベーカリー製品は、無垢材で作られた作り付けの棚と、楽焼タイルで作られた中央のカウンター・アイランドにエレガントに並べられている。

メニューの特徴


リベルテは創造がすべてであり、パティシエ出身のパン職人たちは皆、恐れずに創造する。実際、看板メニューはなく、毎日新しい味を創作している。パティシエ、パン職人、見習いたちは地下のラボで毎日働いており、インスタグラムで最新情報を見ることができる。伝統的なパリのパン屋として、私たちはあまりマーケティングをしません。一斤一斤が展示品であり、創作品であり、パンに入れる塩や砂糖のような特別で高品質な材料を探すために、オーナーは世界中を旅している。

パン : クランベリー&グレイン・ド・クルージュ、パウンドケーキ、タルト、ペストリー、マフィン、クロワッサン 

ユニークメニュー : XXLサイズのクッキー、バニラフラン、ガレット風ケーキ

Photo by Liberte



リベルテ・ラボの仕組み

 朝、近所の人たちがバゲットやクロワッサンを買いに来る。
パン屋では珍しいオープンキッチンでは、調理補助がサンドイッチやペストリーを作る。

オーナーは特別な製法と素材にこだわる。


薪窯を使うのも今では珍しい。しかし、この製法にこだわることで、守り続けてきた味を失わないようにしている。実際、クラストはより美味しく、クラムはより軽い。少しスモーキーな風味がなければ、まさに100年前の先祖が食べていたパンを想像したいのだが......。 私が選んだメニューのひとつに、ラ・トラディション・ショコラがある。これは、ダーク・ココアパウダー(カカオ64%)とホワイト・チョコレートとダーク・チョコレートのドロップを加えたもので、このチョコレートは一変する。

パリのグルメな旅から学んだこと


 食べ物とは、音楽や芸術のように味わうもの、楽しむものだと思うので、満腹になるまで食べ物を喉に押し込むことはしない。
デザートは大好きですが、義務として毎日食べているわけではありませんし、甘すぎる食べ物も許せません。パンをただ消費し、売ってお金を稼ぐものではなく、芸術作品のように扱うという姿勢にとても共感したのは、私もパンをお腹を満たすものとして扱っていないということだ。もしフランス語が話せたら、ここでパンを学びたいと思うほど素晴らしい空間だった。
 パンがどのように作られ、どのように運営されているのか、本当に参考になった。


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