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横浜・山下ふ頭再開発 F1にディズニークルーズ カジノなしのもう一つの案

カジノがこのままできてしまうのか否かの横浜・山下ふ頭。

死んでも立ち退かねえ!と言っている港湾運送業界側の再開発案は、
大型の国際展示場や宿泊施設のほかに、F1レースやディズニークルーズを招致してくるというもの。

現在、東京湾のエリアで大きな国際展示場というと、東京ビッグサイトが9ha、パシフィコ横浜が2haの規模なのですが、向こう3年は予約で埋まっているというほど国際展示場は需要が高いのです。
この港湾運送業界の案では、国際展示場を20haの規模を目指して作ろうというもの。世界のトップ10入りを目指す規模にするのだとか。それでも世界の国際展示場は40haの規模らしいので、びっくりするほどではないそう。世界って広いですね、物理的に。日本が狭いのか。
さらに山下ふ頭は、何といってもコンテナ船などが着岸できるふ頭ですから、国際展示場で商談してそのまま船に乗せて出荷!なんてことも想定しているらしいです。

F1もディズニークルーズも、個人的には「横浜らしさ」をいかしたまちづくりになるかって言ったら若干疑問符が付くんだけど、横浜は日産がグローバル本社をおいてる街という意味では、モータースポーツの国際的なイベントができたら産業全体が活性化するのかなー。
もし山下ふ頭でF1レースができたら、規模としてはモナコ、シンガポールに次ぐ世界第3位の規模になるらしいですよ。
なんだかんだで私もミーハーなので、ディズニークルーズも来たら楽しんじゃうかもしれないけど。笑

とにかく、カジノができるよりはよっぽどマシな案だなと思っています。

こういう別のいい案があるので提案させてくれ!と言ってるのに林市長は提案する機会もくれず、いきなりカジノ推進にかじを切ったので、
ハマのドンこと港湾協会の藤木会長は「顔に泥を塗られた!」と怒り心頭、真っ向から対抗姿勢、というところなのです。

忍び寄るメルコ

そういえば、先日横浜駅で「メルコ」の広告が大きく出ているのを見ました。
最近は横浜Fマリノスのスポンサーにもなったのかな?

このメルコという会社は、横浜にカジノを作りたい外資企業です。
うーん。着々とカジノが忍び寄ってきてるなと感じました。

カジノ反対派の動き

まだ市長リコールや住民投票でカジノに反対しようという人たちは署名の受任者登録を集めています。

神奈川新聞のWebサイトでは、カジノを含む統合型リゾート(IR)のまとめページができました。興味のある方は見てみてください。


その他、これまで書いた横浜のカジノ問題の関連エントリはこちら。


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