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自分の幸せは、自分だけのもの。自分と向き合い、見つけていこう。読書メモ『幸せのメカニズム』

前野隆司さんの
『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』
を読みました。

朝渋で著者の前野さんの登壇イベントが
6月24日に開催され、
視聴参加したことをきっかけに
購入して読んだ一冊。

人の幸福を体系化、学問としての幸福学

脳・ロボット学者であり、
技術の最先端を研究していた著者でしたが、
科学技術は人を幸せにするのか?
という疑問を持つようになり、
幸福学について研究。

本書は、人の幸福を体系化し、
幸福学という学問としてまとめられた一冊です。

本書の章構成

序 章 役に立つ幸福学とは
第1章 幸せ研究の基礎を知る
第2章 幸せの四つの因子
第3章 幸せな人と社会の創り方

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自分だけの幸せを、決まった正解はない

本書を読んでいく中で
私がポイントだと感じたのが、
自分にとっての幸せは自分だけのものであり、
決まった正解はないことかな、と。

経済の成長期にみんな一緒をよしとして、
日本ではその成功体験もあったことで
未だに引きずられている価値観。

成長を絶対的な正義にしたり、
数字などの見えやすい定量的基準に
固執してしまい、人と比較して消耗したり。
SNSのフォロワー数なんかもそうですね。

幸せの基準は人それぞれ。
そこに自分の納得感があるかどうかであり、
みんな一緒である必要はないし、
人と比較してどうこうというものではありません。

自分にとって心地よいもの、幸せ。
自分としっかりと向き合い、
自分だけの答え、見つけていきましょう。

そうして出した答えは、
誰も否定や批判できるものではないですから。

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