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半径400M圏内に反社×カルト×遊郭:大阪の”ちょっとだけ”ディープなところ

はじめに

地元大阪を散策して再発見した諸々の記録で、GWの大阪観光の参考になればと書きましたが半分自分語りになりました。

意図的に住所を記載しないようにしていますが、本記事を読んで調べれば分かるレベルの情報は書いています。

話題も点々としますし特にオチもございません。また雑に「前」「中」「後」とセンテンスを区切っています。「前」は自分語りが主です。

※3200文字くらい

本編

個人的な趣味なのだが、警察無線とか飛行機事故(911含む)の音声をよく聴いている。緊急時の対応を知ることは勉強になる。

なかでも地下鉄サリン事件発生時の音声を聴くのが好きで、これを作業用BGM(不謹慎な意味ではないです)にしてnoteを書いたりしている。これについても語りたいが今回は割愛する。

話はいきなり逸れるが、おれはオウム真理教やその後継団体とか、その他の怪しい団体とかを調べるのも好きだ。オウム真理教に関して言えば、地下鉄サリン事件発生後に発行された機関誌を馴染みの古書店から入手したりしている。

なお、オウム真理教については地下鉄サリン事件の前を「戦前」、後を「戦後」と区別して呼称されており、特に「戦前」の資料は貴重なのだがこんなん意識しているのは公安警察以外には日本で9人ロシアで4人くらいしかいないので気にする必要はない。

怪しい団体には魅力がある。狂っているけど自分たちは狂っていないと思っており、その態度で世間に露出しているから。そして当たり前だが浮いて警戒される。なのに気付かない。

トップがまともで末端がおかしい団体には学びがある。彼らは最後の段階まで正体を明かさない。けれども、そういう手法はとっくの昔に注意喚起されているのに続けている。注意喚起を拾えない層を狙えばいいのだ。その方がカモなのも自明だ。

おれも書店のスピリチュアルコーナーに長時間居座り勧誘待ちをするなどしていた。ただこれは、おれの見た目が終わっているからか一度も声を掛けられることはなかった。

──独身で彼女もいない(しこんな奴をは知り合った段階で9割距離を置かれる)会社クビになっても実家に帰ればええやろ──というメンタルと環境で生きている。あと中学生の頃から廃墟に行っていたので手遅れ。

待っていても来ないのなら仕方がない。というわけで(?)暇だったこともありオウム真理教の後継団体である某(それがし)大阪道場へ行ってきた。

なんか公安に絞められているっぽいんで丁度いいね。なお、最近は北海道での勢力伸長が顕著なようです。

ちなみに某の大阪道場は住所が複数ある。ダミーと本物がある。ダミーの方にも突撃したが古びた倉庫になっている。ご注意ください。

というわけで本物の方の住所に到着。

なんか見た目は思ったより普通だな~という印象を受けた。取り敢えず玄関に行って、目にしたのがこれ。

パンチあるな〜

「無差別大量殺人行為を行なった団体」というワードが強すぎる。

公務員エアプなんすけど、赤と黄色の組み合わせの張り紙ってお役所の””ガチ””って感じがする。今時ヤクザでも使わんだろ。

「インターホン」ってシールがあるということは…

セキュリティも一応は用意されている。

…と観光感覚で写真を載せているのだが、この界隈を散策していたおれは「え?ここヤバくね?」とちょっとビビっていた。

その理由は、周辺エリアに某以外の宗教団体の拠点が複数/山口久美さんの後援会事務所/遊郭街/ヤバいアパートが多数とあったからだ。

犯罪都市大阪といえども、流石に属性盛りすぎだろ。聞いてねーよ。

──カルトと反社とその他諸々が交錯する政令指定都市オーサカ…。これらについて順を追って書く(悲しいことに数が多いので箇条書きになります)。

・宗教団体

複数あった(は?)のだが一つだけ載せる。

そのほかにも赤黄青の宗教団体とか奈良の某宗教団体の拠点もあった。いつから宗教都市になったんだよ。なんか夜中には異能を扱ってバトルしてそうでいいね。

奈良公園でやってくれ。『呪術廻戦』も2期も放映されるし理解は得られると思うよ。

おれも過去、牧師としてひいては新興宗教の教祖として生計を立てようとしたことがあったのを思い出してしまった。

・山口久美さんの後援会事務所

こういう貼り紙が半径200m圏内に二つあるの「大阪」って感じがして好き。ヤクザにも似たようなの使ってましたわ。

なお、該当ビルは死ぬほど監視カメラがあり、スマホのカメラを向ける時は流石に緊張しました。

これはヤバい団体突撃あるあるなのですが、入り口のセキュリティの厳しさでヤバさが測れる。いや、そこに到達するまでのヤバさもあるか。こんなノウハウ持っていても仕方がないよ泣。

・遊郭街

なんと!後援会事務所のすぐ近くに遊郭街もあった。泣くぞ。酒、女、クスリ、全部揃うのでは?と思ってしまいそうだ。これもう半分『鬼滅の刃』だろ。

おれは恥ずかしながら全く気が付かなかった。「なんでおばあさん達が軒先に座ってるんだろう?涼んでるのかな?」と思いながら歩いていた。が、その勘違いは秒速で破壊された。

「お兄ちゃん、若い子いるよ~~~!」
「昼から元気だね笑」

これ飛田新地みたいな感じや、と理解するのに時間は掛からなかった。

・ヤバいアパート(多数)

ここは科学と魔術…ではなく東南アジアの多様な価値観が渦巻く都市オーサカ。

恐らく…というか間違いなくごみ処理が問題になっている。おかげでこの辺の界隈は監視カメラがアホほどあった。某の近隣アパートにはこのような写真が多数貼られていたし。

めっちゃある。ビビるくらいに

不法投棄絶対○すという気概を感じる。しかし効果は芳しくないようで、こんな感じでごみが散乱している始末だ。

もう終わりだよこの街

おれはこれを見て爆笑していたのだが、その時にこのアパートの隣の飲食店で火災報知器がジリイィイイイイイイイ!!!!と爆音が鳴り響き、消防車が突入するは野次馬でベトナム人と中国人と韓国人と日本人が大集合するはで、現場は一時騒然となった。タイミング最悪(最良)すぎる。


高校生の頃、西成に住んでいたヤンキーの小早川君(仮名)と3年間同じクラスだった。入学当初の席順が五十音順で、お互い「こ」だったこともあり、仲良くなった。ある日のこと、小早川君と西成で遊ぶことになった。

現在の西成は外国人観光客の影響もあり、かなり綺麗になっているが2010年代当時の西成はまあまあ""終焉(おわ)""っており、シャブ中はもちろんのこと、奇声を上げるジジイとかその辺にいた。最寄り駅の新今宮駅にもキワモノが多数おり、おれ自身も色々あったのだが割愛する。

ただ基本的には西成は「仲間の友達」という属性があれば身の危険はなかったので、小早川君の友達であるおれは三角公園(西成にあるホームレスの住処みたいなところ)で新聞紙を丸めたボールで野球をするなどしていた。

外から見れば「西成は治安がヤバい」「あんなところに近づくな」と言われていたのだが、「内側」の端くれとしては過ごしやすい環境だった。「内側」であれば寛容があるし、その「内側」への入りやすさも障壁は低かったと思う(女性は分かりません)。

概念の適切な転換と思わないが歴史学でいえば「アジール」の概念が近いだろうか。これは参考にしないでください。

(回想終わり)

大きく話が逸れたが、なにが言いたいかというと今回訪問した地域は「西成よりヤベーな」ということだ。西成でもここまで「濃い」ことはなかった。

ただ、これで当該地域にマイナスな印象を持つにことには抵抗がある。逆に考えれば○、○、○ッ○○が一度に堪能できるのだ。コスパ重視の現代にはいいのでは?

なわけねーだろ。

おわりに

反社とカルトと遊郭街が半径400m圏内に固まってるのやべーだろ。ここがホンマモンですわ。

僕は穏やかに生きたいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上

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