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護られなかった者たちへ(🖋中山七里)を読んで〜読書感想〜


そういう結末だったのか…
ヒューマンミステリーという謳い文句に頷ける。

社会派小説にもなり得る要素を盛り込みながらも、
ミステリーに落ち着かせたのは、
作者が私(読者)に問うているのだと思った。


ミステリーは毎回私に、
伏線を確認するための読了直後の読み返しをさせる。
もっと注意深く読んでおけば…と思いつつ、
「こんなところに⁉︎」「めちゃくちゃ匂わせてる‼︎」などと、
結末を知ってるからこその発見(?)が楽しい。


中山七里さんの本のうち、
これまでヒポクラテスシリーズなど数冊読んだ中で、
私のイチオシになる作品だった。



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