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◆Alice in Wonderland◆

幼い頃結末はもう分かっているのに何度でも繰り返し、繰り返し選んだ映画 ディズニーの「不思議の国のアリス」。 中毒性のある魅力的な展開は多くのクリエイター達のイマジネーションの源泉になっているのではないでしょうか (ちなみに私の推しキャラクターはドアノブさんです) こちらは大人になるにつれ自然に集まってきたアリス本です。 ロバート・サブダの有名なポップアップブックには数え切れない程のワクワクが詰まっています インテリアとしても飾っておきたいような作品です アーサー・ラッカム

【お気に入り絵本】Charles Keeping

仄暗い表情 子供が読むにはどこか哀愁漂うストーリー。 子供時代に彼自身が目にしたものや孤独感、労働階級の街などが色濃く反映されているように思います 滲み出す何かにハマってしまいました チャールズキーピングはイギリス・ロンドン出身の挿絵画家・絵本作家です。 透けるように重なるリトグラフの強烈な色彩とこの描写力が本当に美しく、ページをめくる度に溜息が出てしまいます 残念ながら手元にはありませんがチャールズキーピングが古典小説の挿絵のために描いたものはもっとクラシカルでモノクロー

4種類のうろんな客

私はこの絵本を見て黄色と黒の配色が好きになりました 今保持しているのはこの4種類です。 カタロニア語とか読みたくて買った訳ではありません(読めないので) 何が違うの?と思われるかもしれませんが単純に見てみたかった、というのもあります... 日本語で読むのが楽しい作品(癖になる素敵な文章です)だとは思いますが、つい色違い感覚で揃えたくなってしまう... 果たして共感して下さる方はいらっしゃるのでしょうか^^; フランス版ゴーリー絵本とうろんな客映画化の話|lilanoha

★クリスマスに贈るおすすめのギフト★〜books〜

自分にも周りの人にも贈りたくなるような素敵な絵本に出会えました ●ポール•オースター著 「オーギー•レンのクリスマス•ストーリー」 映画「スモーク」(1995年公開)の原作となったお話 切ない。沁みる。沁みまくる。芸術と倫理。 手のひらサイズの可愛い絵本。タダジュンさんの銅版画が素晴らしい。しかも翻訳はエドワード•ゴーリーの絵本でもおなじみ柴田元幸さん。最強タッグ過ぎませんか。。 大人向けのプレゼントとしておすすめです! こちらの作品については今度詳しく書きたいものです。

クリスマスと思い出の絵本

クリスマスの絵本や小物などにテンション上がる今日この頃 サンタさんが好きなのかな、、 子供の頃に1番好きだった絵本も映画もクリスマスものだし、欲しかったけど手元には届かなかったおもちゃのことも、やけによく覚えています *** ●Father Christmas by Raymond Briggs 「さむがりやのサンタ」 レイモンド・ブリッグズ 私の思い出のクリスマス絵本。冬も、雪も、クリスマスも大嫌いだとぶーたれているサンタさんが面白い。 漫画みたいなコマ割りの作りにも惹か

フランス版ゴーリー絵本とうろんな客映画化の話

装丁見るの好きなので各国のものを見比べると楽しい 一番お国柄が出ているなと感じたフランス語版エドワードゴーリーの絵本達。 見慣れた黄色い表紙とは違って随分可愛らしい印象、 淡いマカロンカラーがフランスを連想させませんか? 形も単行本のような縦型になっていて新鮮です こちらのThe Other Statueの方は大分シックな感じ ただこのVer.は既に廃刊になってしまったようで現在は日本と同じ横型・黄色表紙のものが販売されています。 中古で探すしかないとなると手に入れる