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あなたがいるから私がいる〜記憶を失うほどに私を愛してくれた娘のこと

大きな愛にあふれるつむぎまどかさんのnote。

過去の記事も拝読しては、涙ぐんでいます。

奇跡は「起きる」んじゃなくて「起こす」ものかもしれないな。 
 
 
強い想いが『奇跡』となって自分を包み込む。 
 
その時。 
同じ景色を一緒に眺められるはずなんだ。 
 
 
 
あきらめずに大切な人の手を握りしめたままなら。

タロジロラブレター第4章【慈愛と私。きらきらタロジロ】①サンタとタロウと13歳の誕生日

「実子誘拐」により、息子さんたちに自由に会えない状況が 6年も続いている つむぎさん。

息子さんたちが大人たちの言動・状況を観察し、心情・特性を洞察し、知恵を絞りに絞って、つむぎさんに会おうとされている健気さに、私はいつも胸が熱くなるのです。

母娘が一緒に過ごすという「当たり前」が「当たり前」でなくなるという辛い状況にあって、誰かを責める他責思考に陥らずに、「自分に何ができるのか?自分は何を選ぶのか?」と自責で考えて、一歩一歩前に進む。

その強さと優しさが、あまりにも尊くて……涙なしには読めません。

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私もかつて、子どもたちと離れて暮らしていたことがあります。

最初は実家に戻ったものの、子どもたちに会えないのが辛くて、彼らの近くでひとり暮らしを始めて数ヶ月経ったころのこと。

私が借りていたアパートで、娘の12歳の誕生日を祝うことができました。

誕生日を一緒にお祝いしたいという私の想いをくんで、娘が逢いにきてくれたたことが、嬉しくて嬉しくて。

2人きりだったので恒例のホールケーキは買えなかったけれど、お気に入りのケーキにろうそくを立てて Happy birthday を歌って……

感無量のひとときをつくってくれたのは、娘が小さな身体で考えて、考えて、行動してくれたからこそ。

父親の気持ち母親の気持ちも、十分すぎるほどにわかっていた繊細な娘にとって、どれほど大変なことだったでしょう。

そのありがたさに、いつも胸が熱くなります。

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その後、別居を解消してマンションに戻ってきた私は、高校生になった娘の言葉に衝撃を受けました。

私のところに週1回泊まりに来てくれていた小学6年生の秋冬のことを、
「全然、覚えてない」
と言われたんです。

記憶をなくしてしまうほど、大きな負担を娘にかけていたなんて……

親である私と夫のほうが、娘の大きな愛に包まれていたのでした。

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こうした自身の経験もあって、私はつむぎさんの愛息子タロウくん・ジロウくんのことが愛おしくてなりません。

大人(世の中)って、どうしてこうなんだろう?
大好きなお母さんに、どうして会えないんだろう?


納得できないことも、たくさんあることと思います。

それらを健気に乗り越えて、
「来たで!お母ちゃん!!」
と、つむぎさんに笑顔を届けてくれてありがとう。

大きな愛にあふれる、強くて優しいタロウくん・ジロウくんを、心から応援しています。

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「夢に大小はないで。叶えたいことは全部夢や」
と声をかけたつむぎさんに、タロウくんがつぶいたのは……

涙なしには聴けません▼


「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏



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