阿部和子

仕事や育児のために学んだカウンセリングマインドやスキルに私自身が助けられ、子どもといる…

阿部和子

仕事や育児のために学んだカウンセリングマインドやスキルに私自身が助けられ、子どもといる幸せを感じるゆとりができたように思います。二児の母であり、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格を持ち、ストレスケアの講師・通信制高校の教師をしています。ピッピは長女、みーこは次女です。

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ごあいさつ

最近子育てに疲れてるな。 どうしていいか分からなくて不安・・。 怒りすぎちゃったかな。 そんな時、ふと開きたくなるサイトを目指しています。 仕事や子育てのために学んだカウンセリングマインドやスキル、そしてストレスをケアする方法。 それらに私自身が助けられ、 子どもといる幸せを感じられるようになりました。 「こうしなければいけない」なんてない。 でも、今より少し楽になる、 楽しくなる方法はあるかもしれない。 やっぱりないのかもしれない。 そんなふわっとしてるけ

    • 上から目線について思うこと

      先日、何かで 「上から目線でやな感じ」 というセリフを見た。(聞いたのかも・・) 私が勤める高校でも 「あの先生いつも上から目線で感じ悪い」 なんて生徒が言っていることがある。 そのせいか、今の子ども達は(うちの子もよく言うけれど) 「今の上から目線で感じ悪くなかった?ごめんね」 と、自分も上から目線かもしれないことをすごく気にしてる。 そもそも、一体上から目線ってなんなのか。 上から目線ではない状態って、どう言う状態なのか。 上から目線って言われたとして、どうやれ

      • エネルギーっていつもあるわけではないのです。

        人のエネルギーって無限に湧いてくるものじゃない。 そんなことはわかってる。 でも、ほんとに分かってる? 学校でのこと。 全然課題をやらない生徒がいる。 来るのは来るんだけど、授業中もやる気なし。 出席も提出物もテストも、やらなくちゃいけないことが山積み。 来るのは来るんだけど、 「いつもちゃんと授業に出てないからでしょ」 って怒られて、 「うざっ」 ってあかんべして、やる気なしをますます主張してる。 でも、その間にどんどんやらなくちゃいけないことが・・・ っていう負

        • 自発性

          うちの子自発的に勉強しなくって・・ どうやったら子どもが自分で考えるようになる? 勉強しないとダメって分かってるのに、どうしてしないの? なんていう声を、たくさん聞きます。 ”どうやったら、子どもに自発性が生まれるのか” というか、 ”本当に自発性は生まれていない??” 子どもたちは本当は、自発性でいっぱいなのかもしれない。 と私は思っています。 ただ、大人がやってほしいことと自分がやりたいことが一緒な子どもは少ないけれど。。 みーこはほとんど友達と遊びません。

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        ごあいさつ

          ただいまピッピは携帯電話が取り上げられ中です。 理由は、『家で二階に携帯電話を持って上がったら使用停止」の我が家ルールをやぶったから。 本人は「間違って持って上がっちゃった。わざとじゃない。」って言ってる。 でも多分嘘かなあ、と感じてる。 みーこがベッドでイヤホンして音楽聴いていたピッピを見たって言ってるから、きっと確信犯。 「いいよ。ピッピのいうこと信じる。でもそういう問題じゃないの。  ママがもし”お金を払う”っていう携帯電話会社とのルールを守らなかったら、お金がなく

          存在価値

          自分なんていてもいなくてもどうでもいいんじゃないかな。 どうしてうまくいかないんだろう。 みんな、息をするように「おはよう」って言ってるけど、 自分は誰かにあいさつするのにも ものすごいエネルギーが必要。 学校から帰ったら、仕事から帰ったら とにかく疲れて閉じこもりたくなる。 そんなとき、どうやって人は回復するんだろう。 もし自分の子どもがそんな気持ちだったら、 どう接したらいいんだろう。 とりあえず頑張ったぶんのエネルギーをじっと回復。 でもそれだけじゃない。

          存在価値

          自己肯定するってどういうこと?

          10年くらい前から盛んに言われるようになった ”自己肯定感” でも正直、自己肯定するってどういうこと? 頭のどこかで 「課題やらないとダメじゃん」 って声がする時、 「でも今はやりたくない」 ってやる気が出ないキモチを優先すること? 誰かに 「あれもこれも全部、アンタが悪いんでしょ!」 って怒りのままに言葉をぶつけたとき。 心のどこかで小さく聞こえる 「言い過ぎたかな・・・」 は無視して、 「私は悪くない!」 って自分を肯定すること? 私は、 ”イマココ” の可能性を

          自己肯定するってどういうこと?

          バランス

          うちの子は姉妹です。 二人ともおんなじ親から生まれて 女の子で おんなじように育てているはずなのに 全然違います。 ふしぎだなあ、と思うけど、 面白くもあります。 妹のみーこは、疲れると感情から崩れるタイプ。 ぎゃーってなって、沸点が下がり、 そんな自分の感情の波に自分が翻弄されてます。 お姉ちゃんのピッピは正反対で、 自分自身が疲れてることに全然気づいていなくて、 あるときパタッと知恵熱とかで体が動かなくなるタイプ。 ピッピは疲れにも疎いけれど、 他のちょっとした

          バランス

          解決しない

          一人の時間をゆっくり満喫。 お湯の中でゆっくりストレッチ。 普段読めない少女漫画にどっぷりひたったり、 目を閉じて好きな音楽を聴いたり。 頑張れそうなときは、勉強したり。 それが、私にとってのお風呂の時間。 それなのに、おひとりさまを満喫してお風呂のドアを開けたとたん、 、、、いやな予感。 みーこのびっくりするくらい大きな叫び声が、 脱衣所のドアの向こう側から聞こえてくるのに、 一緒にいるはずのピッピの声は、全然しない。 きっと何かの緊急事態が発生中。 リビング

          解決しない

          キレイなもの集め

          ただの、平凡な毎日を積み重ねることが とてもむずかしく思えるような 暗いトンネルの中。 でもトンネルは突然終わったりしない。 突然だれかが助けてくれたり 息苦しさがなくなるような出口があらわれたり ぴかぴかの太陽の当たる場所にワープしたり、、 そんなことは起こらない。 いつになったら終わるんだろう? 息苦しさに慣れて、でももう気力も残ってないよ・・ そんな気持ちになったことありませんか? 起立性調節障害のように 長い時間病気と付き合わなければいけないとき。 へとへ

          キレイなもの集め

          どっちにも決められない

          友人と久しぶりに会ったとき、彼女は悩んでいて 「愚痴ってもいい?ちょっとしんどくてさぁ・・・」 って話してくれました。 主婦業のかたわら始めた仕事のこと。 キャリアのためにしているパソコン関係の仕事。 好きでしている和食屋さんの接客業。 ”パソコンの仕事は、誰とも話さなずにずっと作業だけしてる日があるの。すごく孤独に感じる時があるんだよ。 でも和食屋さんの仕事や今まで一緒に仕事して来た人間関係があるから、週に1日でも入れるのが楽しみで、心の支えでもあるの。” うんうん。

          どっちにも決められない

          起立性調節障害

          ”みーこがすんなり学校に行ってくれるか?” について毎朝ドキドキすることは、 私にとってはごく普通の朝の風景。 だからその一言を言ってもらうまで、 恥ずかしながら全く気づいていませんでした。 幼稚園時代からママと離れたくなくて、学校の正門をくぐるのが一大イベントだったみーこ。 その後も、登校班の集合時間と自分の時間を合わせるのが苦手でパニックになったり、最近ではお腹の不調に悩まされたり・・ 学校へ行ってしまえば大丈夫なようなのですが、行くまでにものすごく頑張って頑張っ

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          ゆっくりゆっくり

          昨日の夜、 ずーっと言うタイミングを計っていた一言 「時間を守りなさい」 をついに解禁しました。 みーこにとって、 時間  はプレッシャーになる言葉。 「間に合わせなくちゃいけない」こと、 本当はみーこが一番よく分かってる。 でも、間に合わない。 だからあせって、パニックになって、何もかもイヤ! ってなってしまう。 幼稚園に通っている時からずっとそう。 でもそれは、みーこが怠けてるからじゃない。 みーこが時間を守る大切さを知らないからじゃない。 みーこの時間と周りの

          ゆっくりゆっくり

          イマココ

          つい10年くらい前まで“イマココ”って言う言葉は、 まだまだ使われ始めて間もない できたての言葉みたいでした。 でもいろんな場所で使われ、 流行遅れみたいになってしまった最近になって、 「あ、今ここなんだ」 って思う瞬間がたくさん訪れる気がします。 ピッピやみーこを叱っているとき 自分が苦しくなったとき みーこが怒ってるとき ピッピが泣いてるとき そんなときに。 例えば、ピッピに 「ママ、頑張ったのにピアノ伴奏のオーディション落ちちゃったよ」 って言われたときのこと。

          イマココ

          あふれちゃった気持ちをぎゅっとする

          ピッピやみーこと話ししている時、 「〇〇って言われた。・・でもどうでもいい。」 「みーこ、しゃべるの下手なのかな」 なんて、いろんな話を聞いている時に、 「え、しゃべるの下手じゃないじゃん」 とか、 「本当はどうでもよくないから話してるんじゃないの?」 ていう考えが頭をよぎる。 でもその気持ちや考えが頭に居座ったままだと、 ピッピやみーこの話はありのままの形では私の中に入ってこないことになる。 どうしてかというと、 “本当はどうでもいいか、どうでもよくないか” という

          あふれちゃった気持ちをぎゅっとする

          相手化する

          ピッピとみーこがケンカして、 「ママ、ピッピがこんなイヤなことした!!」 「みーこがイヤなことした!!!」 って言い合いになる時、 「うんうん、そうなんだ。」 の合間に、 「ピッピがそんなことするのなんでかな?」 とはみーこに。 「みーこ、どうしたのかな?」 とはピッピに、ときどき聞いています。 それは、ピッピやみーこにちょこっと “相手化(あいてか)” してほしいから。 “相手化”とは、 「相手の気持ち、相手の目線で物事を捉え直してみる」 ということ。 何かに行き詰ま

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