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パリさんぽ! #35 〜 写真展だよ、IRASSHAI


みなさ〜ん、パリに戻って来ました姐さん。
あ、またトーキョーby Nightでフィーバー🕺かいっ。と思ったでしょ。
ノンノンノンノン☝️

今回は夏休み続行中につき、ぶらぶらしてる娘ちゃんを引き連れてのいきなり、パリさんぽ!
で行くとこは!?
写真の展覧会。ま、またインドア。
えぇ、えぇ、だっていっくらでもあるんですから。

海辺で弾けたい方は、海へ行けばイイんです。
そのみんな行っちゃった後の、ややし〜んとしたパリの街で、草を食みながら通り過ぎてゆく羊さんのような観光客を見送るチュイルリー公園のベンチ。

と言ったアンニュイ(?)気分のヘッダー写真でございます。

本日のMAP

西からの郊外線で一直線にパリに入った後は、メトロ1号線にて凱旋門からコンコルド広場までひとっ飛び。

コンコルド広場駅を出れば、すぐにヘッダー写真のような風景が目の前に。
あはん♥


一応確認しておきますと、チュイルリー公園を目の前に、シャンぜリゼを背にすると、右手にセーヌ川。
チュイルリー公園は真ん中に8角系のお池があって両脇はそれぞれ美術館。
ハイ、ここおフランスの建造物としては珍しく左右対称.
右側はモネの壁画で有名なオランジェリー美術館ですが、今日は左側のジュ・ド・ポム写真美術館へGO!


ナポレオン時代にできた建物は、テニスの全身
『ポム(手のひら)』というスポーツのコートが
あった為、きちんと長方形。

今回のフォトグラファーはこちら、フランク・ホーヴァット氏。
あはん♥なファッションフォトで名が知れております。



あ、トリュフォーのミューズ、アンナカリーナ様に迎えられて。彼女を足許ぐちゃぐちゃの中央市場のど真ん中に立たせての一枚。
まるでドブ川の岸に咲く白い薔薇のような可憐さ。
よじれますん♥
1928年イタリア生まれの彼は、
50年代にフリーの報道写真家としてキャリアを出発。
若い時にはやっぱりインドで洗礼受けなきゃ。
アーティストってモンは。
マグナムに所属し、世界各国へ撮影旅行。
ライフ誌にも写真を提供。
若いうちは熱血の報道系で世界を飛び回り、
沢山のスナップも撮るのが修行じゃ。
左の写真のような長ーいレンズを使いパリを撮影。
ほらほら、イイのが撮れるでしょ。駅って。
姐さんみたいに。
サンラザール駅にて。


『ス・ト・リ・ッ・パー』by ジュリー
でもココじゃ画家ロートレックの実写版にも見える。
この時期ね、女性の本質を切り取るのが
上手くなったのは。
カラーもよじれますん♥
ソール・ライターに通じるものがあるなぁ。
まだやってるかも。先日東京で見た展覧会。
(詳細は後日)

※ソール・ライター展は渋谷ヒカリエにて8月23日まで。急げ!


うんうん、わかります。
オジサマ、よじれてますね〜。
円熟期にはファッション系で。
ただ契約の条件として、スタジオの決まりきった撮り方でなく、とにかく自然光でナチュラルに。
一番右は整列美、
二番目は姐さん好みのバーの一コマ風。
彼は目線を中心に惹きつけるのが得意みたいね。
確かに雑誌向き。
確かに撮り方は自由だわ。
一番右と三番目の奥行き感。
一眼レフの特性を上手く活かしたファッション写真。
うっすら見えるアンバリッドや凱旋門がイキイキして。
一番右は真夏にコートの撮影だったのね。
アイス屋さんの前で。
あ、右端に覗く女流監督アニエス・ヴァルダ。
『シェルブールの雨傘』監督ジャック・ドゥミ奥さん。


報道もファッションも経験したら
後はスキなモン撮って暮らしたい。
アメリカにて。
ブラジルにて。
ボサノバCDジャケのような一枚。
下のバイクもよじれるん♥
日本にもいらっしゃってましたよ。
今じゃそうでもないけど、このマスクってのがスゴ〜く奇妙だったのよね。一昔前は。
何故か日本はいつもアーティスト魂を惹き付ける。
夏の雲 ふ〜っと一息吐息攻め
by 三日月 巴


同時開催は、オランダ出身のヨハン・コイケン。
彼もパリで写真を学び、沢山の映像も残した。
パリのスナップ写真や、
社会性のあるルポルタージュが多い。
1938年生まれの彼の撮るパリも味がある。
こういう写真が撮りたくて、姐さんもパリに来た...はず。


ショートフィルムも当時の甘酸っぱい思いを湛えた雰囲気がノスタルジック。
あはん♥


屋根の下 喘いで汗とよじれさせ
by 三日月 巴


そしてお外へ出ると、チュイルリーの8角形のお池が。
なんと! 久々の移動遊園地ザ・復活。
楽しそう〜。
ココの移動遊園地は恒例。
姐さんも若かりし頃ココでエルヴィスと名乗る男の子に声をかけられた記憶が。
びえ〜。でも姐さん乗り物は苦手😅
昔は観覧車もカバーなしでめちゃコワだったけど、
今はあるのね。色々ウルサイから。
ルーブル美術館前に登場した不思議なオブジェ。
鏡のような鏡でないような...
ルーブル前からサントノーレ通りを東へ。
テディベアいっぱいのカフェの前を通り過ぎて。
少し大きな通りへ出たら左折です。
目的地、見えてきました。
つい最近開店したおフランス人による
おフランス人のための日本食品店。
その名も『IRASSHAI』


今までとは違ったオサレ系コンセプトストア。
在パリ日本人としての姐さんも大変気になる!
のがお値段。
外見からもかなり広そうな店内。
入ってすぐ右手はお菓子売場。
いっきなり仰々しく「うまい棒」が並びます。
さてお値段How much?
一本0.60€!
本日のレート1€=¥150、と言うことは、
一本¥95か! どっひゃー😫
姐さんが先日職場へのお土産用に買ってきた「うまい棒」業務スーパーにて30本入り約¥400
てことは日本だと一本¥13位。この差7倍。
ココで30本買ったら¥2700にもなって、ご贈答品かっ!?
バクバク食べられるお値段じゃありませんがな。
日本行ったら、買い!は「うまい棒」😆
あら、♪カラッ、カラッ、カラムーチョ
まであるじゃありませんか。
ハイ、こちらお値段How much?
ガーーーン、の2.80€=¥420😮
イヤだよ、買わないよココじゃ。
その他のお菓子もぎょぎょぎょなお値段!
ありゃま、学食のようなレストラン。
ここもお高いんでしょ〜ね〜。
行かない行かない。
お醤油、ブルドッグソース、みりん、マヨネーズ等は
7〜8€=¥1200〜1300。
姐さん無理して日本へ買い出し行ったカイがありました!
味噌もお出汁もびー😭
やった💪麺も重いがガンバって持って来たっ!
え、海苔に至っては19.5€=¥3000也。
超高級海苔にてございます。
ほー、ほっ、ほっ。
こりゃスバラシイ🙌
いや、もうほとんど値段は興味ナシ。
だから米持ってこようか迷った、って言ったでしょ!
1Kgずつ小分けにして隙間に入れて来たらゼッタイ
イケたはずや! 後悔😢
冷凍物もあるんです。
サバの味噌煮が10€=¥1500とか、
うなぎの蒲焼き30€=¥7500とか。
誰が買うねん。
あ、お酒もありました。
でも久保田しか知らんな。
お、獺祭720mlで89€=¥13350。
まぢ!?
♪ウイスキーがおスキでしょ〜
いいえ。
いやいやいや、姐さんはよう座らんで、
こんなトコには。
な、なんやと!?
弁当箱30€=¥4500ってゾウさん用なんだ🐘
『和食好きの集いの場』っていうコンセプトらしいけど
姐さんは遠慮させてもらいまひょ。
裏へ抜けると、
元証券取引所、現美術館。
懐かしのオーストラリアン・バーに来たけど
生憎の夏季休暇!
それなら仕方ない。
いつものブリティッシュ・パブ
『フロッグ&ローストビーフ』へ。
さて、姐さん。本日のビールは
何をチョイスしたのでしょ〜か。
もちろんのパイント。
「ママン、ウキウキな気分なの?」
娘ちゃんのリクエスト。
モッツァ・スティックでびろびろ〜ん。
ハイ、お疲れ様でした。
本日はココまで。


そしてビールのチョイスはコチラ。
ウキウキじゃなくて、♪ケアレス・ウィスパーな気分なの。




あはん♥





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