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(5) 姐さんのひらりん、ちと帰国 〜 コーヒー・ルンバでガンバ・ルンバ💪

ほんのり春めいて、甘いハニーが姐さんを包んでくれているようにぬくぬくだったふるさとでのおもてなしは終わりを告げて、花の都おフランスに戻ってみれば、まだ北風がピューっと寒い冬の空。

おまけに年始から断続的に続いていたストもまだ終わっていないと来たもんだ!
こりゃ日本にいた時から熱っぽいカラダだった姐さんには大変堪える。

幸い今回は、到着日にお仕事はないのでゆっくりお家でカラダを休め、次の日いつも通りに出勤。
水曜日には、娘ちゃんが去年から楽しみにしていたKPOPのアリーナコンサートまでスケジュールに入っていた。

ストで電車がないんでスト!
ありゃま、お家へ帰れない、
ママン! どースット!?
じゃあ、どっか近くへ泊まりまスト。
二人でパリのホスト...じゃないホテルへ。

あと一日行けば...金曜は休日で...
ドクター...助けて...シルブプレ...

はっ、しまった。
目が覚めると、10時半。
ドクターとのランデブーは10時45分😓
時間変更してもらおうかと電話するも、空きがないと冷たいお返事。
しゃーない、今から行きまんがな。
まさにカラダに鞭打つ姐さん。

けれども行って良かった。
すぐに検査の自宅療養。
時計屋さんはしばらくお休みします。
これで旅行記も少しずつですが筆が進むというもの。


🐻 🐻 🐻 🐻 🐻



ということで、少し気持ちに余裕ができた姐さん。
今朝、まず一番にやったこと。

コーヒーミルで豆を挽く。

実はコレが人生初体験。いやん♥
今回の帰国中、歯車好きな姐さんをよく知る、コーヒー好きな友よりのプレゼント。
しかも自家焙煎グアテマラ豆も一緒に。あはん♥

友曰く、焙煎してからはなるべく早く消費した方が良いらしい。

しかもこの体調じゃ、どっちみちここ一週間休肝日を余儀なくされて。
更に終わってないし。

じゃあ、今でしょ。

珍しく、ノンアルコール記事、Let's try☝️


焙煎1週間後。
鼻孔くすぐる芳しき香り。
いただいたこちらのコーヒーミルと、
自家焙煎豆スプーン3杯分。
友曰く、一回分は10g。
姐さんはカフェオレボウルで飲むので約3倍ですな。
体力ないので歯車回すこと10〜15分。
不安になりながらも、こちらを見ながらガンバる。


ムズ。ウンチクんだね。

姐さん、こっちなら知ってた。


😄 😄 😄


ん〜、これぞしびれるような香り。
割とキメ細かに出来ました。
友曰く、細かいと濃いめに荒いと薄めになるそう。
ミルで調節できるみたいだけど、
姐さんにはこれでちょうどよいん♥
そしていつものようにドリップ。
琥珀色した飲み物。
ホントは誰かに入れてもらいたかった、あはん♥
やがて心ウキウキ。
どれどれ、お味の方は。
ん〜、香りが良く味も強すぎない、程よい酸味も
味わえる本格コーヒー。
やっぱ違うね、自家焙煎。
ステキな飲み物♥
赤い情熱の色のクランベリージュースと
いつものミルクを添えて。
みんな陽気に飲んで踊ろう。
愛のコーヒー・ルンバ♪






☕ ☕ ☕ ☕ ☕


姐さんがまだ大阪でお子ちゃまだった頃、毎週土曜になると、団地にコーヒー屋さんがやって来た。
その頃小学校は土曜が半ドンだったので、集団下校で帰ってきたあと、家族で昼ごはんを食べて、ママりんが後片付けでお皿を洗っているとこの『コーヒー・ルンバ』が聴こえてくる。

「あ、来たで。」
「姐さん、頼むわ。」
「ガッテン💪承知の助。いつものやっちゃろ?」
「そうね、200お願い。」

そこで姐さん、団地の9階から一気に階段駆け下りて、コーヒー屋さんへ一目散。

「おっちゃん、ブレンド200お願いします。」

ん〜、このしびれるような香りや。
なんだかココロウキウキや。
ちとオトナになったような気分や。

姐さんと妹っちはやっとコーヒー牛乳の味を覚えたばかりで、パパりんが駅までさんぽに出るとねだったこの味。
この琥珀色した飲み物を飲みながら、パパりんは新聞を読み、FMからカーペンターズが流れる週末の午後。
このステキな飲み物を飲みながら、ママりんは、アイロンをかけ、縫い物をして良く姐さんとお転婆な妹っちにお揃いのワンピースを作る週末の午後。

姐さんの週末の午後のイメージは、お日様がいっぱいの黄色っぽい団地の部屋でコーヒーの湯気がゆらゆらと揺らめく、みんなが陽気に飲んで踊れるような、そんな家族のおもてなし。
そしてそれは、愛の『コーヒー・ルンバ』。






コーヒー☕マジック。
あはん♥












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