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パリさんぽ! #29 〜 愛のシャリブレーション❣️

noteの中では夏休み記事も、秋休み記事も途中のまま、確実に時は移り過ぎ、ココはもうすぐクリスマス。
時の過ぎることのなんと早いことよ!
そして年末になれば、待ってましたとばかりにパリの街もキラキラ〜✨
とっても寒くてさんぽはキビシイけれど、他にもお楽しみはあるんでござんす。

と言うことで、たまにお仕事が早く終わった日には、いそいそ劇場へ足を運んでみます。

姐さんの仕事場のシャンゼリゼにある時計屋さん前から、バスに乗りました。


たったの二駅で、劇場すぐ近くまで。

あんまり寒いんで、時間に余裕もあるし、一杯ひっかけてから行くことに。(←言い訳ね)
だって姐さんは、『呑む女』。

パリのカフェではメニューを持ってきてもらってから頼むなんてヤボ。
思いつくものは大抵何でもあるんで、頼んでみましょ。

「お兄さん、ヴァン・ブロン・セック、シルブプレ。」
辛口白ワインをオーダー。

ヴァン Vin ワイン
ブロン Blanc 白  ルージュ rouge  赤
セック sec 辛口  シュクレ sucré  甘口

この、

シルヴプレ。
(S'il vous plaît . または省略形でSVP.)

英語の「Please」に当たります。
お願いします。」ってことなんで、覚えておくと便利です。
何でも、シルヴプレで通じます。

「カフェ、シルヴプレ。」
「トワレット、シルヴプレ。」
「ラディション(お会計)、シルヴプレ。」

などなど。

「ムッシュ、シルヴプレ。」

もあり。
言い方のトーンによっていろいろな意味に受け取られるので、使い方にはご注意を!


そして景気をつけたら、余裕で『マドレーヌ劇場』へ。


本日はこちらのコンテンポラリー・ダンスです🩰

1990年代にパリ・オペラ座のエトワールだった、マリー・クロード・ピエトラガラのひとり舞台モダンダンス、『踊る女』。



エトワール時代の『白鳥の湖』はレジェンド。
当時の2大スター、パトリック・デュポンとの共演。



当時のパトリック・デュポンもスゴかった。

惜しくも彼は2021年に61歳で逝去しましたが、1970年代後半に若干21歳で彗星のごとく現れた、フランス人エトワール。
名前が『デュポン』て、おフランスにはごろごろ居ますよね。
デュは、「〜の」を表し、ポンは「橋」を表しますから、日本で言えば「橋本さん」ぐらいの感じでしょうか。

彼の前はほとんどのエトワールがロシア人で占められていましたから。

ルドルフ・ヌレエフ然り。

こちらも大変な才能。
近年英国人の俳優兼監督ラルフ・フィネスが映画にしたほど。

そして1977年には、ヌレエフ本人も映画出演。
1920年代サイレント映画の俳優、ルドルフ・ヴァレンティノを演じました。

(こちらのMVは見られない可能性あり)

映画の中でも一緒に踊っていたけれど、ニジンスキー然り。

wikipediaより

こちらはパリの人々にロシアン・バレエを紹介したモダンバレエの祖。

そして、ミハイル・バリシュニコフ😍

この回転!
このユーモア!
このスッ飛び具合!
そしてこの青タイツ!
よじれまくりですん😍

だけど彼はパリには来ませんでした。
NYでございます。

そしてこの映画に出演。
『ホワイト・ナイツ』
姐さんの♥鷲掴み。


そしてその後どうなったかと言うと...


唯一、姐さんが最後まで見通したドラマ、『セックス・アンド・ザ・シティ』中、セクスィーでナイーヴななロシアン・コンテンポラリー・アーティスト、アレクサンダー・ペトロフスキーを演じておりましたん。

中年アーティストの渋み、あはん♥
よじれまくり😍


...って姐さん、どこまでイっちゃってんのよ。
そろそろ戻ってこないと。

そ~です、そ~です。そ~すです。
ピエトラガラのお話ね。
で、そんな彼女も1999年を最後にパリ・オペラ座を去り、地元コルシカ島に近いマルセイユにて自分の才能を追求します。

そ、そこで運命の出会い!

今回振付けは、15歳年下のイケメン旦那ダンサー、ジュリアン・ドゥルオーが担当。


そんな二人のコラボ舞台。
仕事もプライベートもずっと一緒。
お互いが「アナタなしでは生きていけない」。
まさに一心同体。
これこそ、『愛のセレブレーション』😍


そしてこの出会いのあとは、彼女は保守的なバレエ界から完全脱皮、新たなる挑戦に向かって大きく飛躍。

数々のダンスパフォーマンスを見せてくれています。
だってアナタは『踊る女』。



そして姐さんは『観る女』。

案内に従って探す指定席、『上る女』。

いつだって舞台より天井のほうが近い『天井桟敷の女』。

久々の舞台堪能で、よじれましたっ🤩

劇場出口付近にて見つけたこのパネル。
出たっ! ローマ数字表記。
MCMXXII。
しかし姐さんのフォロワーさんなら、みな軽く解読できるはず。

そう...ここは、1922年 の創立だそうで。
割と新しいわね。

この後、劇場を出て、まっすぐ家に帰るなんて姐さん流じゃない。
ってーんで、また寄り道っす。

今度は劇場を出まして、マドレーヌ寺院前を横切り、サントノーレ通りへと入ります。

あはん♥
なハイヒールや、

きゃうん♥
な高級メゾンのデコレーションや、

いやん♥
なクリスマスライティングを見ながら、辿り着くのは。

濡れ濡れヴァンドーム広場ですっ。

クリスマス大サービスですん。

イ、イッちゃうー♥
だけどね、凍えそうに寒いんで先を急ぎましょ。

19, Rue St Roch, 75001 Paris

姐さんが、パリでスシと言えば来仏以来ずっとココ。

もちろん「夜の定食」で。
あはん♥

マグロ生姜煮の突出しが、ポン酒にぴったりでよじれますん。

そして出ましたっ!
シャリブレーション🍣
ネタに見栄えがしないって?
いやいやパリじゃ、上出来です。
ん、またの一時帰国に期待。

そして最後はフルーツサラダでシメ。
ごっつあはん♥

また来まっせ〜。


は〜、そ〜言えば12月は移動遊園地のある月だった。

初めてパリに来た時、この移動遊園地でエルヴィス君に出会ったのもはるか昔話だわ〜🤭
話しかけられて、きゃわゆいヤツ。な〜んて思っていたらいきなりほっぺたに💋!
姐さんがまだうぶうぶ姐さんだった頃のお話だねぇ....

そんなちょっぴり懐かしいあったかい気持ちになって。
ポン酒のせいで、シャリブレーション🍣
ふらふら前進、しゅっぱーつ進行ー。



ちゃんとお家に帰れるんでしょうか!?

いやん♥





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