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2023.02.27|#クライマックスネタバレ

2023/02/27(月)
少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#4 Climax
東京建物 Brillia HALL
マチネ公演を観劇してきました。

ここまでスタァライトに身を焦がされていますが、実は初めての舞台現地観劇でした。
胸を刺す衝撃を浴びすぎて、感想と言える程のことは書けないけれど、自分の備忘録も兼ねて思ったままを書きます。

⚠ネタバレを含みますのでご注意ください⚠


…OK?



こんなにも文章に起こすのが難しい感情はない。
舞台創造科さんたち、みんな文章がうまくてすごいです。
細かいシーンや演者それぞれの感想は書き出すと止まらないので、全体で感じたことを。

ずっと追ってきたレヴュースタァライトという作品は、「普通の喜び、女の子の楽しみを焼き尽くして遥かな煌めきを目指す」物語でした。
アニメ、劇場版再生産、新作劇場版ときて#4 climaxへと至る間に舞台少女は舞台女優へと歩みを進めていきます。
「女の子」から「大人」へ変化する卒業前のほんのひととき、普通の女子高生としての思い出がほしいという当たり前なようでこれまで当たり前じゃなかった感情が舞台少女たちに生まれていることが、すごく成長と時間の経過を感じました。

それぞれ悩み苦しみながら進路を選んだところ、劇場版では見れなかった部分が舞台で見れたのはすごく嬉しいな。

そんな中、劇場版で明言されていない華恋の進路について
劇場版ラストで触れられていたのは、今回の舞台後、いろんなものを見てきた華恋が自分の進む道を見つけた末のオーディションだったのかな。
他の方も書かれていましたが、パンフレットに小山百代さんが書かれていた、憧れの舞台の最終オーディションと卒業式が重なって卒業式を欠席したエピソードや、劇場版を見た小山百代さんのお母様が「あなたを見てるみたいだった」と言ったエピソードを含めて見ると、本当に愛城華恋と小山百代が重なってしまい…
普通の喜び、女の子の楽しみを焼き尽くしてきた小山百代さんの人生あっての愛城華恋なんだと、すごく感じました。

少し話を#4に戻しまして。
全体を通して、これは華恋による卒業のレヴューなんだな、と思いました。
今回キリンが出てこなく、レヴューの招待マークは華恋の王冠。BGMもki-ringtoneが一度も使われませんでしたね。
華恋とキリン、krnとkrn…なるほどね…

かつて華恋とひかりが憧れた、舞台でしか出演のない走駝先生。
走駝先生と似た輝きを持つと言われた華恋がレヴューマスターとなり、自身の道を見つけて突き進む二人と共に迷う皆を導く姿は恐さもあり、優しさもあり、愛しさもあり。
これまでずっとスタァライトを追ってきましたが、小山百代さん、また見たことない一面を見せてくれるのか…と感動しました。本当にすごい女優さんです。
綺羅星ディスタンス 華恋ソロパートの「瑠璃も玻璃も照らせ 輝き放て」のがなるような強い歌声、鳥肌が立ちました。

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」とは
才能のある者はどこにいても目立つ、また、機会さえ与えれば活躍するという意味。

「離れてても輝きが ここにいるよと知らせる」
「私こそが君の武器」
「果てしなき 空ひとつ 世界のすべて照らす」

#4の内容と綺羅星ディスタンスのフレーズを見て、皆それぞれの道を行くけれど、それぞれが光っていれば、舞台にいれば、みんな同じ星になれるから。だから離れても大丈夫。そんな風に感じました。

綺羅星ディスタンスの歌詞には、これまでの曲に感じていた一貫するストーリー性が感じられなくて。
意図的かどうかは分からないけど、一節ずつそれぞれの想いを歌ってツギハギになった、九九組みんなの歌ではなくこれから舞台女優となるそれぞれに向けた歌なのかなと感じました。

やっぱり…やっぱりスタァライト終わるのか??!
ゲームはどんな内容で来るの?!?
これから次の舞台ないの?!?ライブは?!?

と、正直今後の展開が全く予想できません。
これだからスタァライトは…好きですが…

オケコンでもなんなら映像でも曲だけでも、スタァライトのキラめきを浴びると涙が出てしまう仕様になってしまっているので、今回も全然泣く場面じゃない部分でたくさん泣いてしましました。
めちゃくちゃ涙拭っててごめんね隣の知らないオタクさん…
いい演技や歌声を聴くと心に刺さってしまいます。これもスタァライトされてから備わったもの…
私は形は違えどVJとしてステージに立つ身だからこそ、自分の努力や想いをスタァライトの歌詞に重ねてしまいます。だからこそ頑張れるし、背中を押してもらえる。本当にいい作品に出会えて幸せです。

今後のスタァライトがどんな展開になるかは分からないけど、これからも期待しています。

千秋楽の配信見てまた追記するかもしれませんが、今の気持ちでした!ここまで読んでくれてありがとうございます!

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