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別府で地獄めぐり、1日で7ヶ所まわれる?

別府といえば、温泉そして地獄めぐり。
今回は2023年、1月の上旬に2泊3日の旅。


1日で7つの地獄を巡れるのでしょうか??旅の始まりです!


はじまりは別府駅。
10時半頃に別府西口からバスに乗って、約20分。「海地獄前」で降りて、
まずは海地獄へ。ここで、7ヶ所全て見学できる共通券大人1人2,000円を購入。
(ホームページ内のこちらを提示すると200円オフになります!)
2日間有効なので、ゆっくり回りたい方にもおすすめの共通券です。

地獄めぐり記念スタンプ帳もゲット。それぞれの地獄を巡ってスタンプを押せるので、子供も楽しめる嬉しいポイント。もちろん大人も楽しんじゃいました。
全て集めるとこんな感じに!スタートは海地獄になっています。

地獄めぐり記念スタンプ帳。漢字にふりがながふってあって子供にもやさしく学べる!

まずは海地獄。印象的な美しいコバルトブルー。海のようで、温度98度もあるそうです。海地獄は足湯、カフェ、ギャラリー、ショップ、温室、神社など施設内が充実しており、カフェもショップも綺麗です。

2階のギャラリーからの眺めがおすすめ

え?血の池地獄??と思うような真っ赤な赤池地獄もありました。
(最後に行った血の池地獄より、赤かった・・・)

海地獄にある赤池地獄。椰子の木が南国感あり。

温泉熱を利用している温室には直径165cmにもなる大鬼蓮があるということで行ったのですが、大きいものは見当たらず、、、調べてみると、夏、特にお盆の時期に一番大きくなるそうで、子ども達が乗れる催しもやっているそうです。子供が乗れる大きさと強さ、夏にぜひ見てみたいですね!

温室。おそらく睡蓮。

そして次は海地獄から歩いてすぐの鬼石坊主地獄へ。

鬼石坊主地獄。

色が灰色なので、写真ではちょっと地味な感じがしますが、泥が丸くボコボコと吹き出す光景は見ていてとても面白いです。施設やデザインも全体的に綺麗で、売店や足湯もありました。

この鬼石坊主地獄の隣に、鬼石の湯という温泉施設があります。
地獄めぐりでは足湯しかないので、温泉に入りたい方はここがよさそうです。
私は先を急いでいたので行けなかったんですが・・・


歩いて坂を下っていくと5分くらいで、かまど地獄に着きます。

地獄めぐりでよく見るこの像はかまど地獄に。
かまど地獄。年に数回色が変わることがあるそう。

こちらにも足湯や売店があり、飲む温泉、手・足の湯 “蒸し湯”、のど・肌の湯などもありました。鬼滅の刃と関連があるとかないとか・・・その影響でか一番混み合って、賑わっていました。なかなか、商売っけのある地獄です!


続いては、歩いてすぐのところにある鬼山地獄。別名、ワニ地獄。
大正12年に日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始めて、現在約70頭のワニが飼育されているそう。日中は日光浴をしてじっとしているようで、全然動いておらず、餌に群がる地獄絵図は見られませんでした。
土日の10時からワニの餌付けをやっているようなので、行かれる方はその日時が良さそうです。

動かないワニの写真を撮り忘れ、撮ったのはこの可愛い壁画。

5つ目の地獄は、白池地獄。こちらは海地獄・血の池地獄と共に、国指定名勝となっている地獄で、熱帯魚館もあり、大型の熱帯魚を見ることもできます。

透明の熱湯が噴き出し、池に落ちて青白くなるそう。

個人的には景観が一番きれいだと思ったのがここ白池地獄。地獄感がない美しい池と整えられた植物。パンフレットではもっと青白い色ですが、この日は?緑がかった色でとてもきれいでした。


池から少し上がったところから見るとハート型に。

巨大なピラルク他、大型の熱帯魚がいる熱帯魚館がより地獄に近い感じでちょっと怖めな魚たちがたくさん。色鮮やかな熱帯魚とは違う迫力ある魚たちでした。
こちらも温泉熱を利用して飼育しているそうです。理にかなっていていいですね。


以上5つの地獄は全て徒歩圏内です。
残り、2つの地獄は車で5分。バスで10分ほどのところにあります。

白池地獄からみゆき坂を下ってすぐ左に鉄輪のバス停があり、ここからバスに乗れます。

5つの地獄を巡って、時間は12時半過ぎ。ここでお昼休憩。
ちょうど鉄輪に着き、ご飯屋さんもちらほら。みゆき坂下ってすぐの角にあったレストラン三ツ星でランチ。
その模様はまた別記事で。

お腹が満たされた後は鉄輪エリアを散策。見晴らし坂に登って、あちこちで湯煙がのぼる街を眺めたり、いい感じのカフェを見つけたので休憩したりとゆっくりした後、地獄めぐり再開。

みはらし坂からの景色。

バスで「血の池地獄前」下車。先に龍巻地獄へ。
中に進むと龍巻地獄の斜め向かいの階段に人が座って集まっていました。

間欠泉の噴出待ち。

天然の間欠泉が噴出する光景が見られる龍巻地獄。
間欠泉の噴出周期は約30〜40分、噴出時間は約6分〜10分。タイミングによって30分くらい待つことになります。
事前に調べないで行ったのですが、すでに多くの人が待っていた様子を見て、もうすぐ来るのでは?と思い、座って5分、音もなく来ましたー!

間欠泉、噴出中!

すごい勢いで噴き上がる間欠泉は迫力がありました。
タイミングが難しいので、血の池地獄に行く前に訪れてどのくらいかかりそうか確認するのがいいかなと思います。

とはいえ、この噴出する周期は世界の有名な間欠泉と比べても短いことで注目を浴びているそうです。


最後の地獄は血の池地獄。

血の池地獄の入り口。

血の池地獄は1300年以上前から存在する日本で一番古い天然の地獄だそうです。
この赤い池は「赤い熱泥の池」で、 地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まるそうです。

こちらは、広めのお土産屋さんがあり、お食事どころ、足湯もあります。

一体どこという光景が広がります。

長くなりましたが、
結論→バスを使って1日で7地獄まわれました!朝10時半頃別府駅を出て、最後、血の池地獄を出たのは16時半頃でした。途中寄り道やランチ、お茶もしてこの時間なので1日でも十分回れますが、時間がある方は足湯や温泉に入ったり、7つの地獄には数えられていませんが、海地獄の近くにある動物と触れ合える「山地獄」に行くのもいいと思います!
動物好きの友人は2日連続で山地獄に行ったそうです!!

ぜひ楽しい別府旅を〜

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