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私の実験室は、失敗だらけで、わくわくだらけ

分量通りに作れば必ずできるよ。

学生時代にそう言われたのに、守ろうとしないお菓子作りの分量などなど。

昨日の夜は、近くにある姉のアパートへお泊まり。
最近来ると、毎回と言って良いほど、お菓子作りをする。姪たちも、また何か作る?、この前の美味しかった!、と言ってくれるから、ついつい張り切ってしまう。


昨日はYouTubeで作りたいものを決めて買い出しへ。
あるもので作るものを決める時もあるけど、前回大量のクッキーを作ってから、材料があまりない。
アーモンドプードルとベーキングパウダーを購入し帰宅。

夜ご飯を食べて、よしやるぞ!、と思ってキッチンに立つ。

何、作りたかったんだっけ?

その頃には何を作りたかったのか、すっかり忘れてしまい、もう一度YouTubeで色々と検索してみる。
検索履歴を見ても、パッと、これだ!、と思い出すものがなく、なんでアーモンドプードルとベーキングパウダーだったのか、今はむしろ生クリームが欲しい、と思ったり、なかなか作り出せない。


時間も勿体無いし、と生クリームの代わりに牛乳、材料にはないアーモンドプードルを入れてスコーンを作った。

動画とは違うふにゃふにゃの生地、焼く頃になって気づいたオーブンシートがなかったこと。トラブル満載の中、試行錯誤しながら、スコーンらしきものを焼き上げる。


分量通りに作ったら必ずできるよ。

毎度毎度、お菓子作りで面倒くさがると、この言葉を思い出す。

それでも、代用でできないかな、とか、これも入れてみたらどうかな、とかやってみてしまうのは、研究者の感覚で作っているからかもしれない。

料理は実験、科学。
とりあえず危なくなければやってみる。
と、理系の血が騒ぎ出す。


いつまでもわくわく料理をしていたい。
小学生の頃、テレビで見た裏技番組で、ふわふわオムレツを見てから料理にハマった、あの感覚。
なんでこうなるんだろう、こうしたらどうなるんだろう。
いろんなことをやってみて、時には材料を無駄してしまって怒られて、それでもやめられない、私の実験室(キッチン)での研究。


今日も、昨日の教訓を生かしてお菓子作り。
今日は分量通りに作ってみる、かもね。

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