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23. 仕事は量が正義のようだ


「量より質」or「質より量」

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先日友達の結婚式に行った。
大学時代のサークル界隈の友達なのだけれど、この界隈は他大学と試合を頻繁にする且つ競技人口もそんなに多くないため他大学の友達が多くできる。今回結婚した友達も他大学の子。

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新郎も新婦も商社勤めで、たぶん参加者の9.5割が所謂高学歴の部類で、半分は20代後半で年収1000万円超な世界。こんな集まりもなかなかないしすごいしなんか怖い。

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にしても商社マンのバイタリティはえぐい。強烈。友達にバリバリの商社マンが少ないので知らなかったが、少し話しただけで普段から仕事にも全力で精神と時間を注いでいるのがすぐにわかる。

彼らや外銀勤めの友達や起業した友達と今回話して、大袈裟に言えば日本の未来の中核を担うと言っても過言ではない人たちと接して、今回思ったのは、やはり仕事ってのは質より量の世界なのだと確信してしまった…。

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いや以前からうすうす気付いてはいたのだけど。
会社の周りの社員を見てても、労働時間が短くて優秀な社員、一人も見たことがないのよ。優秀な人はみんな仕事にかけている時間が違う。

ずっと思ってたのだけど(自分たち含む)若い世代と自分たちより5個上くらいの世代あたりに大きな能力差がある。これは個人の能力差もあるのだけど、決して埋まらない差な気がしている。

自分たちは働き方改革が進みだす頃に入社した世代で、いわば会社に守られながら働いてきた世代であり、たぶんいくつか上の世代はそうじゃなくて(良くないけど)多く残業して、多くの時間を仕事に費やして色々なものを得てきた世代なのかなあと。そこの差に埋まらない差があるなあと痛感する時が多々あるのです。
いや、半分言い訳なんですけどね。若い世代ができないことへの。

結局量より質なんて机上の空論でしかなくて、まずは量をこなしてから語れって言われた気がしたなあ。量をたくさんこなしてその先に質があり、できるやつはその質を維持しながら更なる量をこなしているんだ。
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ワークライフバランスが重視されて、量より質だの色々言われている時代。ワークライフバランスを大事にする価値観も否定しないし、その方が人生を謳歌できる人もたくさんいるし圧倒的にマジョリティなのだと思う。

ただマイノリティ側は成果や結果を残すことに取り憑かれてしまっている。これが承認欲求なのかプライドなのか自己満足なのか純粋な楽しさの追求なのかはわからないけど。

時代に完全に逆行してしまっているのは100も承知。ただ正義は質より量であると実感してしまった。

それなりに周りよりも仕事も時間を費やしながら頑張ってきたつもりだけど、もう数ランク上の世界を肌で感じて、もっとやれる気がしたし、ちょっとモチベーションが上がった、かも、?

これからもほどほどに頑張るけれども、ほどほどのレベルを上げたいですねえ。


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