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二眼レフカメラで夜のストリートスナップ #1

ふと二眼レフカメラで夜スナップをしてみたいと思い「ケーブルレリーズはどこに?」とカメラを見てみると

「ん?どこに???」


となった。

今はとても便利な時代。インターネットって素晴らしい!
調べれば大体の答えは見つかる。
知識を記録として残してくれる全ての方に感謝!!!

まずは「Yashicaflex ケーブルレリーズ」で検索をかけてみた。
ヒットした中からこれまでに何度も拝見している「二眼里程標」へ。

写真と共に「シャッターボタンは基部のリングを外し、バルナックライカ用のケーブルレリーズが取り付け可能」と記載されていましたがその時はピンと来ず別のサイトを見る探すことに。

次に見たのはなんと所有している「Yashicaflec new B」の説明書のPDF!

http://yashicatlr.com/PDFs/Yashicaflex%20B%20(LoRes).pdf

ここには「シャッターボタンの根本の化粧リングを外し、そこへライカマウントレリーズを取り付けます」と記載されていてやっと理解できました。

実際にカメラを手に取り試してみると「なるほどね」と化粧リングが外れた。

同時に初耳だった「バルナックライカ用のケーブルレリーズ?」「ライカマウントレリーズ?」を検索。(Nikon F, F2も同様)

「バルナック ケーブルレリーズ」で検索をかけるとAmazonやヨドバシと通販サイトがヒット。

無料配送だったのでAmazonにて即注文。

届いたレリーズアダプターの動作確認を行い準備は整った。

ーーー 後日談 ーーー
所有しているYashicaflex new Bとの相性が悪いのか?バルブ撮影を行うとシャッターボタンが戻らず絞りが開きっぱなしになってることがありました。気付いたのは撮影後(泣)

家に帰ってから再度試してみると、アダプターのネジをちょっと緩めると問題なく絞り羽根が閉じることが確認できた。不具合はバルブで撮影した時だけ。

その使い方でもよいが、緩め忘れてまた失敗するのが怖い。
そんな時に近所でNikon F,F2用のレリーズケーブルを発見したのでカメラを持って行って動作確認させてもらって購入しました。


いざ撮影へ!

今回はちゃんと撮れるか不安だったのでPORTRAはやめといた。

使用した機材は
カメラ:Yashicaflex new B
フィルム:Lomography Color Negative 400

私の二眼レフでの撮影に「失敗は付きもの」

中判フィルムで撮影する時はスマホにシャッタースピード、絞り、ミスったらその内容をメモしてデータ化が完了するまで残しています。

この日も撮ってはメモを繰り返しながら撮影していました。
ところが、8枚目を撮り終えてメモを済ませ巻き上げようとした時、カウンターを見た私の目に「5」という数字が飛び込んできたっ!?

「やらかした . . . 汗」


どこで多重露光しちゃったのかわからない . . .
やらかした多重露光でうまくいく事などない。

急にお腹が空いてきたが気を取り直してなんとか撮り切る。帰りが遅くなったのは言うまでもない。

自分の中で二眼レフでの撮影で一番したくない失敗が「巻き上げ忘れ」です。(高確率でやらかしますが)

なので、戒めとして裏蓋に「巻き上げ」と書いたマスキングテープを貼りました(笑)

やらかした多重露光がこちら ↓

4枚重なってます(笑)

※ちなみに見出し画像も巻き上げ忘れで2枚重ねてしまったやらかし画像です。


二眼レフでの夜スナップは思ってた以上に大変で、ビューレンズ上部にあるシャッター速度、絞りが表示される小窓の数値が暗さで見えない。なのでスマホのライトで毎回確認。

さらに、
私は近視なので視度補正レンズが取り付けられるカメラでは「-3」を使っています。しかし、Yashicaflex new Bには視度補正レンズは無いと思われるのでルーペを使ってピントを合わせる時はメガネをかける。ファインダーで全体を確認する時、シャッター速度、絞りの数値を変更・確認する時はメガネを外すのでとても面倒です。

露出は露出計代わりにEOS 7を使用しました。
オートフォーカスの中央1点で明るい所、暗い場所など何ヶ所か計って自分なりに露出を決めていました。

データ化してみると良い結果が得られていたので荷物にはなりますが、その後もこのやり方で露出を計っています。

三脚は購入時に付いていた3WAY雲台を使用しましたが、2回目は装備を新たに撮影へ挑むこととなります。詳しくは次回の記事で。


それでは、初めての二眼レフカメラでの夜スナップの作例をご覧ください。
これをきっかけにどハマりすることに . . . めちゃくちゃ楽しい!

最後までご覧いただきありがとうございました!
それでは、また。

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