Love is blind




『キングオージャーVSドンブラザーズ』
『キングオージャーVSキョウリュウジャー』

 

を観てまいりました!
今回は細かいところの感想、というよりも
全体的な感想をしたためたいと思います!
(忘れない内に…熱い想いを記しました。
 初見の感想です。ネタバレはありません。)


●『キングオージャーVSドンブラザーズ』


良かったです。
あの短い尺内で、
ドンブラらしい詰め込みを展開くださった、
と思っております。

脚本で申し上げると、
高野先生がドンブラをお好きということが
よく分かりました。恐らく、
ドンブラファンなら
きっとこの要素を楽しんでくださるのだろうな〜
とお考えになりながら
執筆されたのではないでしょうか。

予想以上に
ドンブラファンを楽しませる要素を
要所要所に散りばめられており、
展開もドンブラらしく、
楽しませていただきました。

高野先生に感謝申し上げます!


…批判ではありませんが、
井上大先生なら
このような展開にはしなかっただろうな、
ということも思いました。

あくまでも、ドンブラ好きな方が、
ドンブラ好きのための、
また、キングオージャーから戦隊を見始めた方のための、
(キングオージャー+)ドンブラファンに捧げる作品だった、
という印象が強い、というのが正直な感想です。

あくまでも、オマージュなのですよね。

それは担当脚本家の方ではありませんので、
当たり前なのですが…。
それでも、高野先生はプロです。
そしてドンブラをお好きだからこそ、
ドンブラの解像度が高く、
楽しい作品に仕上げてくださいました。
純粋にVSドンブラを楽しませていただいた次第です。

考えても仕方がないことですが、
井上大先生でしたら、
どのような展開をお考えでしょうね…。

今回、脚本に対し、賛否両論で、
様々な意見が出ていたからこそ、
高野先生は緊張されたと思います。
告知時点ではもう書き切っておられた状態でしょうが…特にドンブラは好きでもキングオージャーはそれ程…
というファンに
受け入れていただけるかを、
ヒヤヒヤされておられたのではないでしょうか。
高野先生自体をよく存じていないため、
全然大丈夫!な精神の持ち主かもしれませんが。

私は というと、
ドンブラから特撮、主に戦隊を好きになった身ですので、
やはりドンブラは特別で、オンリーワンな存在です。
高野先生を信じていない訳ではありません。
高野先生はプロですので。
でも、
ドンブラをドンブラとして活かしてくださるのか、
そういった少し憂いな気持ちが若干あり、
一抹の不安があったことは否めません。
でもそれは杞憂に終わりました。
純粋に良かった、
そう思える作品に仕上げておられました。
ファンが楽しめる作品に仕上げてくださって、
ありがとうございます、
という気持ちでいっぱいです。

なんて偉そう…分不相応な言い方で済みません。

※ドンブラに対する想いは
   別記事で書けましたら、と考えております。


●『キングオージャーVSキョウリュウジャー』 


非常に見応えのある作品になっていたかと思います!
面白かったです!
伏線回収をされておられて、
流石!キングオージャーに関わった作品(どういうこと?)
と、敬服した次第です。
細かいところは別記事で記せましたら、と思いますが、
大まかに申しますと…
話の展開は 緩急をしっかりつけておられ、また、
キャラクターの新たな一面を見せる 役者の力量がわかるようなシーンがある等、
見どころ満載です。
アクション中のカメラワークも
惹きつけるものばかりでした!
体感おおよそ45〜60分番組を観ているようですね。
キョウリュウジャー部分を更に申しますと、
俳優アクションも多く、
大変ご多用であろう、今をときめく
竜星涼さんの出番がたくさんありました。

実は、私はある台詞がずっと引っかかっております。 この台詞は、
もしかしたら
もう作品としては(ご多用な役者様の都合で)撮れないかもしれない、
ということを暗に意味されているものなのかもしれない、
もしくは、
そのような気持ちも込められているのかもしれない、
と勝手に解釈しております。
20周年、30周年もぜひ!と願いますが、
なかなか難しいですよね。

とにもかくにも、
キョウリュウジャーファンには
嬉しい作品になっておられたのでは、
と思う次第です!

※キンドンの監督の発言が
   物議を醸した(?)ことがありましたが、
  その気持ちが何となく分かると言いますか…
   謙遜な気持ちで仰ったのですよね…きっと。
   確かに発言自体は
   もう少しドンブラファンに
   気遣っていただきたかったです。
  しかし…
  思った以上にキンキョウが迫力満点で、
  ドンブラ中毒気味な展開(あくまでもマイナスな意味ではない)のキンドンと比べますと、
  それは創作者として
  謙遜したくなると言いますか…。
  でも、
  発言したタイミングやお言葉は
  もう少しお考えの方が宜しかったのでは…
  と思います。

●最後に…


ドンブラは、
これでしばらく作品展開が無いと思いますと、
非常に寂しいです。
次にお目にかかれるであろう10周年目。
その時、可能でしたら
脚本は井上大先生、
Pは白倉プロデューサー、
監督は田﨑監督で
お願いいたします。
その布陣で10周年ドンブラが観たいです。

それが叶わないなら…
せめてドンブラをお好きな方々で創り上げてください、と願うばかりです。


この気持ちは好きだからこそ。
今まで述べた感想は、お分かりの通り、
あくまでも私の主観です。
″恋は盲目″とはいったものです。本当にそう思います。私はドンブラが大好きです。特別です。
オンリーワンです。
キングオージャーも好きです。

だからこそ、今回の感想では褒めてばかりですから、「作品を良いようにしか見えていないのでは(、もしくは 見ていない)。」
そのようなご意見を頂戴するかもしれません。
でも、私としては 良かったのです。

願わくば、
ドンブラ好きでも 脚本家が井上大先生ではないから映画を観ない…
という方にも、
また、
ドンブラには興味がないから観ない、
という方にも、
要は より多くの方々にもご覧いただきたい所存です。

細かい部分の確認等で、
少なくとも、
私はあと一回以上は観させていただきます!

素敵な作品に感謝いたします!






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