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読書感想文003 ポストヒューマンの誕生〜コンピューターが人類の知性を超えるとき〜

ポストヒューマンの誕生〜コンピューターが人類の知性を超えるとき〜 レイ・カーツワイル NHK出版 2007年1月25日出版 「西暦2045年、テクノロジーはシンギュラリティを迎え爆発的な速度で進化します。」 簡潔にまとめるとこういう本でした。 預言書という事になるのかな? 疑わしぃことこの上ないですなぁ。 しかし独自の理論や見解でそれに至る過程や根拠を示していて非常に読み応えがあります。 どうしてこの本を読んだのかというと偶然本屋の文庫版新刊の中で伊藤 計劃さんの"屍者

    • 読書感想文002 夜行

      夜行 森見登美彦 2016年10月発行 小学館 "てぃっくとっく"で流れ着いた心理テストの動画によると、私の霊感はゼロ%なので闇に潜む異形の気配どころか、何らかの親切で後ろから声をかけてくれたひとの気配すらわからないのだそうだ。 ひとは自分に無いものに憧れるものかも知れない。 わたしは子供の頃からおばけの手合に興味津々だった。 その癖、何たらレンジャイの怪人が怖くて特撮ヒーローを避けていたのだからおかしい。 さぞ様子のおかしい子供だっただろう。 とにかく怪談とか、おばけの

      • 読書感想文001 ブラヴォーツーゼロ

        ブラヴォーツーゼロ アンディ・マクナブ 1995年5月31日 ハヤカワ書房 20年以上前に出会ったイギリスのノンフィクション?たぶんノンフィクション戦争小説。 ハヤカワ文庫から出版されていた。 学生時代に何かの待ち合わせで訪れた駅ビルの本屋さんで文庫版を買った。選んだ詳しい理由は覚えていないが、当時すでにミリタリーオタクへの道を歩み始めていたはずなので、多分発作とかそういう事だろう。 しかし当時は全くの駆け出しで、オタクどころかミリタリーファンを名乗るのも無理がある程に無

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