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表層的な論理だけで「考えたフリ」をする人にならないように。

こんにちは、Okamuです。

私は考えることが好きな方だと思っています。AとBの事象があった場合に、AとBの事象の共通点を繋ぎ合わせたり、記憶からCの事象を引っ張り出してきて、そこと繋ぎ合わせて見えてくるものにワクワクし快感を覚えたりします。

現在、私は研修を受けており、【アウトプット前提で、目的を意識したインプットをする】ということを意識し、インプットにおいても『徹底的』や『やり切る』などのキーワードを基に行ってきました。しかし、ここに「深さ」を自分で見出すことはあまりできていなかったように思います。

なぜこの仕事をするのか?なぜこの研修があるのか?これをしてどうしたいのか?自分はどうなりたいのか?

意味付けは深掘りに繋がり、思考を深めていくことに繋がります。
では、思考を深めていくにはどうしたら良いのでしょうか。

深い思考ができる人になるためのサイクル

理解とは2つ以上の異なる既知の情報に新しいつながりを発見することです。思考をするには何かを理解する必要があります。

  1. 2つ以上の異なる既知の情報に新しいつながりを発見すると、特定の情報処理の回路が活性化し情報処理ができるようになります。

  2. 情報処理ができるようになると、対峙する問題を深いコンテキスト(文脈)に沿って理解することに繋がります。

  3. 対峙する問題を深いコンテキスト(文脈)に沿って理解できると、深みのある情報を掴むことに繋がります。

  4. 深みのある情報を掴めたら、その情報を自分なりに感じます。

  5. その情報を自分なりに感じられたら、情報一つひとつの重さや重層性、関連性を認識できるようになります。

  6. そして、情報一つひとつの重さや重層性、関連性を認識できると理解に深さが生まれ、また2つ以上の異なる既知の情報に新しいつながりを発見することに繋がります。

このサイクルを回していくことで深い思考ができるようになり、複合的な意味合いを考え抜き、意味付けができるようになると、情報を噛み締めることができるようになります。

深みのある情報を掴む

このサイクルで特に重要になってくることは2つあります。
一つ目は、深みのある情報を掴むことです。

私たちの身の周りには多くの情報が溢れ、情報はあちこちに転がっています。
例えば、TwitterやTikTokなどのSNSは下から上にスクロールをしているだけで様々な情報が目や耳に入ってきます。また、Google検索をすると一瞬で求めているものに近い情報が手に入ります。最近ではChatGPTに聞いても答えが返ってきますよね。

しかし、それは本当の情報なのでしょうか。

「いやいや、この情報は新聞や本にも書かれているから本当に決まってるじゃん!」

新聞や本に書かれていることを本当のことと言い切れるのでしょうか。

もちろん新聞や本からの情報が本当のことである場合は多いでしょう。しかし、あくまでその情報は一面だけが巧妙に引き出された二次情報にすぎません。

何か問題に立ち向かう際には、それぞれの情報について複合的な意味合いを考え抜く必要があります。そして、それらをしっかり掴むためには、ネット上で得た情報や他人からの話だけではいけません。自ら現場に出向くなりしてきちんと一次情報を掴む必要があるのです。

自分なりに感じる

思考を深めるサイクルで重要になってくることの二つ目は、自分なりに感じるということです。

自分の頭で物事を考えるということは多くの人が日々していることです。そのため、基本的な知性を持つ人にとってそれほど難しいことではありません。

しかし、これは深みのある情報を掴んだときに、より価値があります。
深みのある情報であるがゆえ、受け身で考えてしまいがちです。この情報をどうしたいのか、自分ごととしてどう繋げていくのかが重要になってきます。

これも結局は二次情報でしかない

ここまで深い思考ができるようになるためのサイクルを述べてきましたが、
結局これも本から得た二次情報にすぎません。

「へえ〜そうなんだ〜」と思った方、実際に自分でこのサイクルを回さないと意味がありません。

こんなことを言っている自分もまだこのサイクルを回せていません。
このサイクルが正解なのか、不正解なのかわかりません。
このサイクルを回してから記事を書くべきなのかもしれませんが、この記事の意味付け、なぜこの記事を書いたのかについて述べます。
それは自分が書きっぱなし、言いっぱなしの人間から脱却するためです。
こういった内容の記事を書くことは誰にでもできます。
上記のサイクルを回して、全てのことに意味付けを行いながら思考を深める、そしてそれを習慣化するための一歩にしていきます。

表層的な論理だけで「考えたフリ」をする人にならないように、自分で積み上げていきます。あとは自分の覚悟だけですね。

自戒を込めて。

参考書籍

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