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エッセイに挑戦してみた。

noteを始めたばかりの頃、
エッセイも書いてみたいなぁなんて思ってたんです。
でも実際に書き始めてみると、
あれっ?
これって自分にあんまり向いてないなぁって気づいたんです。
エッセイって、自分の日常生活で起きた具体的な出来事とかを
書かないといけないじゃないですか。
それで取り上げた出来事を中心に、それを抽象化したり、普遍化して、
自分がなにを感じたかを書くじゃないですか。
この具体的な出来事の描写がすごく難しいなと、思うわけです。
それって、あまりにも普段の生活のなかの自分が前面にでてきて、
「私にとっては」とっても恥ずかしいことであることに気がつきました。

「自由詩」や「散文」の形式だと、
具体的な出来事をはじめから抽象化することができて、
これまでの経験で自分が感じたことを、時間軸も空間も超えて1つの出来事として書ける気がしたんですよね。
それに、人格も、自分ではない、別人格を作り出すことができますし、
登場人物も架空の人物です。
エッセイだと、「自分」が登場人物として出てきてしまうし、
自分ではない誰かが登場しても、その誰かは自分が出会った「あの人」になってしまうので、やっぱり気恥ずかしい。
そんなこんなで、具体的な出来事に結び付けて感情を表現するのがとっても難しいと感じたわけです。

と、はじめて「エッセイ」を書いてみました。
おそらく読書経験などのエッセイであれば、書きやすいんだろうなぁ。
でも、私が憧れたのは、自分の日常生活のなかの小さな出来事に
焦点を当てて、感じたことを洒落おつに書くことだったのです。
しかし、これは断念せざるを得ない。はずかしさが半端ない。

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