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男性不妊との闘い① 

はじめに

デリケートな話題ですが、私の実体験を綴ることで、少しでも誰かの支えになればと思い投稿します。精子無力症〜手術〜体外受精〜出産に至るまでの話になります。

最初の診断

結婚しておよそ2年、そろそろ子供ができても良いよね、という話の流れから、まずは軽い気持ちで妻の検査をすべくレディースクリニックを訪れました。
妻を送ってから私は自宅に帰り、診察終了を待っていたそのとき、妻から1本の電話。
「とにかく今すぐ来てほしい」と、震える妻の声を聞き、慌ててクリニックへ向かいました。
診察室に入ると、妻の目が泣いたあとのようになっているのがすぐに分かりました。
診断の結果、妻の子宮の中に「生きている精子が見られません」とのこと。
この時点では大きく分けて、「妻の体の機能が精子を殺してしまっている」「私の精子に何らかの異常がある」
の2択でした。
お互いに責任を感じながら、「ごめんね、ごめんね」と言いあいました。ざわつく胸の内を必死になだめようとしていたのを覚えています。
その日の検査は終了し、後日妻の再検査と、私の精液検査をすることになりました。

発覚

そして再検査の日、私の検体を持って、妻と一緒に再度クリニックを訪れました。
何かの間違いであってほしいと願いながら待ち続け、いよいよ番号が呼ばれました。

診察室で先生から渡された紙の中で、強調されている箇所が1つ。
「精子運動率: 2%」
先生曰く、「誤差は多少あるものの、自然妊娠に至るまでには最低でも運動率40%は必要。現状のままでは、ほぼ不可能というほかありません。」とのこと。

診察が終わった後、私は震えながらスマホで必死に検索し始めました。妻はクリニックを出たあと、人目もはばからず泣き崩れてしまいました。
ここから、男性不妊との辛く苦しい闘いが始まりました。

②へ続きます。


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