自己紹介

こんばんは、はじめまして。

突然ですが、私はインスタが苦手です。
キラキラ輝くみんなの日常は
私のそれよりずっとまぶしくて、
みんなの日常がダイヤモンドなら
私がごくまれに過ごす、与えられる、
キラキラした日常は
河原で見つけたつるつるの石。
私が持っているつるつるの石を
どうにかダイヤモンドに見せようとして、
当然かなうはずもないのに。
母親に軽くあしらわれた子供のように
私はつるつるの石を眺め続ける。
だけどやっぱり、誰かに見せたくなる。
ダイヤモンドにはなれないのに。

これが私の自己紹介です。
私は劣等感の中に棲んでいます。
いつも誰かと比較して
かなわない部分を見つける。
それが癖なのです。
綺麗な髪の毛にまぎれた
傷んだ枝毛が、私です。

私は私が嫌いではありません。
相対的に見れば不十分な私でも
絶対評価の通知表は優秀でした。
私だけを見れば素敵な私なのです。
私を「私」用のものさしで測れば
なんの欠けたところもない
満月になれる。
そう思って生きられる日もあります。

相対的に見れば私の言葉は
稚拙で、陳腐で、
飽き飽きするものです。

劣等感の棲み心地は悪いけど、
なかなか引っ越しも難しいものです。
でも、どうやら、
どんな場所も「住めば都」らしい。
人と比べて落ち込むことをやめようと
無理するよりも、
つるつるの石を眺めながら
ここを都にする方が、
性に合っているように思います。

そんな私の毎日を
稚拙で陳腐な言葉で綴ります。
私の現在地をお知らせする、
そんなnoteです。

どうぞ、お見知りおきを。

この記事が参加している募集

自己紹介

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?