見出し画像

リルケ『若き詩人への手紙 若き女性への手紙』

以下引用

内面的孤独への導き。因習や、ある時点における強い孤独に惑わされることへの非難。職業は硬化してもはや生命とは結ばれていない。献身的に従事する姿勢は自己と社会の境界などなく融合できる大多数が得意とする芸当。

人々とのあいだに共通に生きる余地がないとしたら、事物に近くあるように試みる。そこには夜があり、風があり、動物がある。子供たちもまた、私が子供だった時のままで、悲しくもまた幸福でいる。幼年時代に馳せればいい。大人は何ものでもありません、彼らの尊厳は少しも価値がありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?