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2期生卒業note~新たな価値観と経験に出会った3年間~

みなさん、こんにちは(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
本日は2期生卒業note第9弾の投稿となります️📝
早いもので、次の投稿で卒業noteは終わってしまいます泣

今回の筆者は舘野ゼミのパパ的存在、えんやさんです!

舘野ゼミで学習する前の経験も踏まえて、どのようなことを3年間学び自身を変化させていくことができたのかについて書いてくださいました。


こんにちは!舘野ゼミ2期生のえんやです。

3年間で何を学んだか、どのように成長することができたか

①Playful=人を巻き込む源泉

人と何かをしたい!そんな時にどのようなことを意識すれば良いか学ぶことができました。

大きく関わるのは“Playful”という考え方。

何かことを成し遂げたり、創作物を共同で作ったりする時に設定する「目標」、その目標達成のために歩む「過程」、そして実際に成し遂げる「物事や創作物」。
それらに一工夫を加えてみて、ワクワクする目標にしたり、あえて制約を加えて過程を歩んだり、参加者があっと思うような仕掛けを加えたり、そんなPlayfulというエッセンスを足すことで、当たり前のように思えたことも面白味が加わり、人が自然と巻き込まれていく、そのような環境を作れると学べました。

何事も、何か面白くできないかな?と考えることで、向上心を気づいたら発揮できるようになっていたと思います。

②多様な価値観=面白く、自分のためになる

このゼミに入るまでは、自分と違う人に怖さを抱いていました。

私は実は小学校から立教で、周りのメンツもあまり変わり映えしない人たち、そんな小中高生活を過ごしていました。
井の中の蛙大海を知らず、この言葉がピッタリでした。
その中でこのゼミに飛び込んでみたら、全日本チャンピオンがいたり、自分が作り出せない創作物を作れたり、そんな異世界の人たちが沢山いたのです。

初めは怖かったです。
でも、そんな人たちとも関わる中で当たり前ですが「あ、この人たちも同じように人なんだ」「こんな人たちにも悩みってあるんだ」と気づけました。

そこからはあっという間。
その人たちから何か吸収できることはないか?常にアンテナを張り、この人にはこんな良いところがあるのか!と人の良い点を見出す視座を意識せずとも得られるようになりました。

ゼミ活動で一番印象的だった出来事

一番と言いながら、2点あります。

①初めてのた展(2023年1月)

舘野ゼミの恒例行事になった、た展の第1回目。
1〜3期を個人のテーマの傾向ごとに3チームに分け、それぞれの特色をチームとして展示に昇華させていました。
実質的にこれが学年を跨いでゼミ全体で何かをやる初めてのイベントだったと思います。

ここからかな、あ、ゼミの後輩って面白い子沢山いる!って気づいたのは。
サブゼミを使い準備をしていましたが、それが文化祭の準備みたいで青春という感じだったんですよね。
その過程で沢山話す機会があって、一人ひとりの魅力に気づいたら惹かれていっていました。
このゼミに「集団で何かを成し遂げる」という体験を提供できたという意味でも大きな転換だったと思います。
その中心で運営としてゼミが変わっていく様を見られて面白かったです。

た展終了後にグループLINEに愛のあるメッセージが溢れたのはいい思い出だね。

②夏合宿 in軽井沢(2023年9月)

3日間が本当にあっという間だったし、笑ってばかりでした。

運動会して、ワークもして、BBQもして。。。
The 大学生の合宿 みたいなことができたのがコロナ禍で大学生活が始まった自分としては新鮮で、念願で、楽しくて仕方がありませんでした。
後輩たちにとってはこういう行事ができることがもはやスタンダードなのかもしれないけれど、コロナの影響で全然できなかったので、やっと終わったんだなあと感慨にふけていました。

いつまでも、こういう「たての繋がり(縦の繋がり)」は続いていって欲しいな。
ゼミってこういう思いがけない出逢いが生まれるのも醍醐味だと思うから。

未来の舘野ゼミへ

変わるべきものは変わり、変わらずに在るべきものは在り続けて欲しいと願っています。

"まずは手を動かしていますか?"
"Playfulって言葉は残っていますか?"
"一人ひとりがテーマを持って探求していますか?"
"たってーは学生と一緒にワイワイやってますか?"

どんな未来が待ち受けているのかなんて分からないけど、その時の舘野ゼミに属している仲間たちが一人でも多く楽しくやってくれていたら何よりです。
そして、移りゆく時代の中で、上記4つのどれかが残ってくれていたら卒業生として懐かしさを感じられて嬉しいな。

5期生へ

舘野ゼミへようこそ。
色々な思いでゼミに入ったことかと思います。

このゼミの良さは、人。

触発という言葉をこのゼミでは大事にしてきました。
自分にはないものを同期や3、4期の先輩、そして未来の後輩たちが持っていて、その魅力に触発されて、何かに頑張ろう!そう思える環境こそがこのゼミの醍醐味なのです。

このゼミには「面白い」の一言で片付けられないくらいに興味深くて味わいのある人が沢山います。
少なくとも3、4期生はそんな素敵な人しかいないと自信を持って言えます。
思わぬ出逢いに巡り逢えるはずですよ。
なので、怖気付かず自分から積極的に関わってみてくださいね。
活躍を祈っています。

4期生へ

みんなとは、もっと早く知り合いたかったなあ。
1年間、あっという間でした。
最後の年にこんな素敵な後輩たちに巡り逢えたことに感謝しています。

また、みんなの存在や発言、価値観や創作物にいつも触発を受け、勇気と元気を貰っていました。
個性を大事にしつつも、集団意識を大切にするという点で勝手ながら、4期は2期と似た空気を持っていたので、親近感を感じていました。
毎週のサブゼミ見学楽しかったな。
もう、見に行けないのかと思うと寂しい気持ちで一杯です。
いよいよ3年生になったらゼミを背負う時。
みんなに私たちが大事にしてきたもの、しっかりと託しました。

そして、春から先輩になりますね。
どんな先輩になりたい?なんて聞くとお世辞と返しが上手いから2期生みたいな、なんて言うのでしょうが、みんなはみんななりの先輩になって欲しいです。
背中や創作物で語る人、優しく接する人、言いたいことをしっかり言う人、色々いて良いんです。
それがこのゼミらしいしね。
ただ一つ、大事にしておくと良いのは「それぞれの愛情のカタチ」を持って接すること。
一方的でもいいからまずは愛してあげてください。片思いでも。
そしたらいつの日か気付いてくれる人がいて、返ってくるはず。
まずは愛情を持つこと、これが大事。
そしてこの感情は後輩にだけでなく、これからの人生で関わる全ての人に持てると良いと思うな。
他人って本当に面白いから。

さあ4期生のみんな、先輩になるのだ!
いつまでも「2期生〜」って言ってないで。
寂しいけれど、自分も社会人頑張るから。
そしていつの日か、カッコよくて素敵な先輩になれたら、その成長を一緒にお祝いしようね。
あ、勿論上手くいかない...って悩む時にでも呼んでください。
一緒に悩んで成長していこう。そのままの4期生が好きです。

そしたら最後に。。。大好きだよ!!!楽しい時間をありがとう。

3期生へ

みんなには感謝しかありません。

2年半前、リクルート係として3期生22人の採用に関わって、期待と不安が渦巻いていました。
思っていた以上に個性豊かでワクワクする後輩たちを迎えることができたと思った反面、果たして組織として上手くやっていけるのか、尖りすぎていないか不安もありました。
ゼミ史上初めて3学年が揃うという、ある意味ゼミのラストピースを見つけるための採用でもありました。

しかし、一人ひとりといざ接してみると、ものすごく優しくて、自我を確立しつつも他者尊重ができる、素敵で立派な後輩たちばかりでした。
昨年度は執行代としてた展や合宿などを運営してくれたように、2期が運営していた時にはできなかったこともやってくれて、ポテンシャルの高さに感心していました。

このゼミで色々なことをやらせてもらえた自負がありますが、阿野一番の実績は、3期生22名を採用できたことだと思っています。
それくらい、自慢で尊敬している後輩たちなのです。
3期のみんなはとんでもないポテンシャルを持っているとリクルートから卒業までの2年半を通して感じていました。
下手に目標設定すると、自身の才能や行動を制限してしまいます。
将来を考え、惑う時期だよね。
だからこそ、目標にこだわり、やりたい!に妥協せず自分なりの全力で将来にぶつかること、そんな泥臭い選択と決定をして欲しいと切に願っています。

ひと足先に2期は社会へと旅立ちますが、いつの日かゼミを超えて今度は社会というフィールドで競演できたら嬉しいな。
ポテンシャル溢れる3期と競演させてもらえるように、自分の与えられたフィールドで目一杯努力を重ねていたいと思います。

沢山学ばせてもらいました。
舘野ゼミに来てくれてどうも、ありがとう!

2期生へ

「我が強い」けれど「集団でいたい」
「自己発信をしたい」けれど「他者の目が気になる」
「〇〇をしたい」けれど「失敗が怖い」

2期生って振り返ると個人・集団問わず沢山の矛盾を抱えて3年間過ごしてきたように思います。
とある3期生が言っていたけれど、きっとたってーはそんな僕らを見て「パラドックス」を思い浮かべたんじゃないかな。
1期や3期に挟まれて「華がない」なんて悩んだ時期もあったけれど、人間味溢れる面白い同期と過ごせた時間は本当に意義深いものでした。

時に大嫌いになりそうになったことも正直ありました。
でも、やっぱり好きなんです。自分にとってゼミってこの舘野ゼミしかないから。
そして、みんな「良い人」だから。

3年秋にゼミ長をやっていた時、ある思いもしないゼミ生から突如、労いの言葉を長文でもらいました。
あの頃は報われないことも多かったけれど、そんな優しさにいつも救われたのです。
ありがとうの一言じゃ片付けられない。本当に感謝しています。

各々のステージへと進むけれど、いつの日か、何かを一緒にできたらいいな。その時はまた、なんだかんだ2期生の結束を見せつけましょうね。

「色々あった」この一言で片付けられないぐらいに沢山のことがありました。
ただ単の個性だけが取り柄で、何をするかも決まっていないような集団が他者を思いやれて立派な組織になっていく、その瞬間に関われたことはとても幸せなことでした。
そして、刺激を受けられる同期、可愛くて逞しい後輩に出逢えたことにとても感謝しています。

16年のコテコテの立教生らしく最後は立教の校歌の好きな部分を引用してメッセージを。
校歌の2番の冒頭に「愛の魂 正義の心」という歌詞があります。
私はこのゼミにぴったりな歌詞だといつも思っています。
なぜなら、これらはゼミ生全員が持っていると思うからです。
いつの日も「愛」を持って仲間を尊重するそんな大らかな魂を持ち、自分にしかない唯一無二の「正義」を持って、たとえそれが社会に認められなかろうが、己を信じて前に突き進んでいってください。
仲間への愛と、自分だけの正義。これをゼミ生には大事にしていて欲しい。

舘野ゼミで大学生活を過ごせたことに感謝。
これ程までに思い入れを持って過ごせる環境を大学で創れたことに感謝。
そして、長年の夢を捨てて抜け殻だった自分に、新しい夢を見つけさせてくれたことに感謝。

3年間ありがとう。そして、さようなら。

舘野ゼミ2期生 阿野苑弥

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