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旅の出来事

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記事一覧

世界一美しい渓谷・ランタンを歩く〜ガイド手配編〜

ヒマラヤ山脈を見たいと思いつつ、持病の腰椎ヘルニアが不安だったので、「調子がよかったらト…

しょぼこ
1か月前
14

チャイと年越しと無職一家の謎

2023年の大晦日、ネパール南部のルンビニから深夜バスで移動した私は早朝のカトマンズのバスタ…

しょぼこ
2か月前
19

ネパールの農村で命に向き合う

初っ端から高熱を出し、ようやく元気になったネパール5日目。目的だったRajpur(ラジプール)…

しょぼこ
2か月前
9

ネパール・ブッダ生誕地に住む子どもたち

ネパール6日目はインド国境に近い町・ルンビニへ移動した。ここにはブッダが生まれた聖地があ…

しょぼこ
3か月前
6

ネーパルの田舎で100km逆走と40度の発熱

カトマンズに到着した私は、翌日にインドの国境近くにある街、ネパールガンジへ移動した。そこ…

しょぼこ
3か月前
11

4年ぶりの海外はネパールだったー旅のはじまり

コロナ前はアジアや中南米を旅していたが、コロナ禍でしばらく海外とは縁遠い生活をしていた。…

しょぼこ
3か月前
9

木と水が育む発酵の谷・木曽を訪ねて

いつからか、木曽地域へ行ってみたいと思っていた。たぶん発酵研究者・小泉武夫さんの本で塩や麹を使わない「すんき漬け」など発酵文化を知ったこと、山間の宿場町に根付く文化に興味があったからだと思う。だから「木曽の発酵と木工」をテーマとしたツアーを知ったときはすぐに申し込んで参加した。 2日にわたる旅程で巡ったのは、木工職人、酒造、水木沢天然林、お六櫛組合、漆器職人など。宿泊先ではお母さんからどくろくを、個人的に訪問した麹店のご主人からは味噌造りについても伺えた。 今回は木曽とい

秋田・田沢湖でグアテマラを思い出す

なぜ田沢湖に行きたくなったのか覚えてないけれど、なんとなく素敵な名前だったから、晩秋のあ…

しょぼこ
6か月前
6

今帰仁グスクと古宇利島で感じる沖縄の昔と今(沖縄旅vol.4)

那覇からバスに揺られること約2時間。到着したのは、那覇よりずっとのんびりしている沖縄第二…

しょぼこ
8か月前
7

斎場御嶽で考える観光資源のあり方(沖縄旅 vol.3)

「神聖な感じがする」という、薄っぺらい理由で斎場御嶽は行ってみたい場所の1つだった。実際…

しょぼこ
9か月前
6

ぜんざいにまつわる3つの話(沖縄旅_番外編②)

じりじりと照りつける南国の日差しに火照った身体には、冷たい氷がよく染みる……沖縄滞在中、…

しょぼこ
9か月前
5

ソーキそば記録 (沖縄旅 _番外編①)

ソーキそばのスープとお肉の衝撃は、私をソーキそば教に改宗させた。もうラーメンに戻れなくな…

しょぼこ
9か月前
3

きっとあの日も海は青かったー平和祈念資料館(沖縄旅 vol.2)

沖縄旅行の目的の1つに、沖縄戦を学ぶことがあった。教科書やTVドラマを通じてなんとなく知っ…

しょぼこ
9か月前
8

夜の首里城に自転車で行く(沖縄旅 vol.1)

なぜかこれまで、私は沖縄に行ったことがなかった。そしてなぜか、今年7月上旬の沖縄行き航空券を予約した。おそらくTVによって刷り込まれた「沖縄は夏でしょ!」という意識が働いたのかもしれない。(もちろん、夏の沖縄は暑かった) 9日間の旅程は以下のとおりで、路線バスにて縦断。今回はいくつかに分けて振り返ってみる。まずは那覇編を。 那覇編:夜の首里城に自転車で行く午後1時、空港に到着すると、むわっとした空気と強い日差しが待っていた。沖縄は梅雨が明けていた。ホステルに荷物を置き、自