最近、電車のクロスシートに乗ったのでその時に感じたことを話します。

窓際で音楽を聴きながら江國香織の“号泣する準備はできていた“を読んでいたのですがクロスシート車って私が住んでいるところでは結構珍しくてあまり乗ったことがなかったなとふと思って。1番新しい記憶でいうとnoteにも出したことがある大好きだった元恋人との熱海旅行の帰り道、朝たくさんイチャイチャしたせいで寝不足だったあの帰り道に乗った以来だ〜〜と勝手に思い出してしまってそこから小説の世界に入り込めなくてひたすら恋愛ソング聴きながらその思い出に浸っていた。

一泊二日の熱海旅行、結局お互いの性欲が勝ってしまい前の日は2時ぐらいに寝て次の日は6時に起きて｢練習試合が長引いたね(セックスのことです)｣なんて話してたら結局4時間ぐらいしか寝れなくて。熱海城に行ったら彼のお家で休もうという話になり電車に乗ってお互い肩を寄せ合わせて寝たあの時間、本当に幸せだった。多分、全人類で幸せ総選挙(何それ)みたいなものがあったら上位だったんじゃないかな。昨日のことのように思い出せる記憶が数ヶ月前の出来事なんて考えられない。今思い出してもニヤニヤしてしまう。

back numberの”繋いだ手から“を聴きながら泣いてしまいそうになって顔を隠してあ〜〜なんで今頃になってまた思い出してしまうんだ〜〜ってなって。よく笑ってよく寝てそんな君を思い出してなんで離してしまったんだろうって、そればかり考えちゃって。何があっても離してはいけなかったんじゃないか。しっかり歌詞に共感してる自分がいて、余計泣けてきちゃう。

Netflixで配信されている“First Love 初恋“を観てきっと私もこれから誰かと恋に落ちた時、その時には必ずキミのことを思い出してしまうんだろうなと思った。特別な恋ってこういうことを言うんだな。(マッジで最高なのでNetflix入ってる方は是非)

なかなか私の記憶から消えてくれない手強いキミは、今どこで何してますか？元気ですか？体調はどうですか？仕事は順調ですか？最近笑えていますか？ちゃんと食べていますか？泣いたりしてませんか？今、誰を思って生きていますか？

私は今もこれからも忘れたくないなと思うよ、