先日のインスタライブでは、褒めること、褒められることについてお話をさせていただきました。

事前にストーリーズで、”褒められたらどう思う？”、というアンケートを取らせていただいたのですが、答えてくださった方全員が、

”素直にうれしい”

というお答えでした。

これを読んでくださっているあなたのご回答はどうですか？
私の場合、以前は完全に”逃げたくなる”、以前よりましになった今もまだどちらかと言うと、”恥ずかしい”、です。

もちろん嬉しいけれど、”いや、そんな、かたじけないです（照）”、のように返してしまう。

でも、この褒められて、素直に”Thank you"と言えずに、”No, it cannot be true.（いや、そんなはずないっス）”、のようになるのはアメリカではあまり見られない反応です。

実際、韓国、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンで”私は自分に満足している”、という問いに対して、”そう思う”、”どちらかといえばそう思う”と答える人の割合を内閣府が出されているのですが、結果は以下の通り。

１位　アメリカ（８６．０％）
２位　イギリス（８３．１％）
３位　フランス（８２．７％）
４位　ドイツ（８０．９％）
５位　スウェーデン（７４．４％）
６位　韓国（７１．５％）
７位　日本（４５．８％）

日本は断トツの最下位。”謙虚は美徳”というのが違う方向に行っているのだろうと思います。でもこれだけ低いのは問題ではないでしょうか。生徒を見ていても、”私なんてどうせアホやし”、のように自分に否定的な言葉を述べる子が沢山います。

自意識過剰で傲慢になるのはダメですが、日本人の場合、自意識過剰かもってくらいがちょうどいいのかもしれません。

私はヨガを学び始めてから特に、”まず自分を愛してあげること”、が大事なのだと思うようになりました。いわゆる”アヒムサ”という観点から、私が生徒たちに対して、”こんなに素敵なのに、なんでそんなに自己評価が低いのだろう。勿体ない。”と思う気持ちを、自分にも向けてみようと思うようになったのです。更に、他人には言わないようなひどい言葉の数々を自分にぶつけるのはやめよう、ということも。

褒められた後に返す言葉

さて、ちょっと話が逸れましたが、褒められたらまず、ニコッと微笑んで

”Thank you"

と言いましょう。そして、

”You made my day."
（あなたのおかげで一日いい日になったよ。）

と付け加えると更にGood。

あと、お決まりの表現として、

”Flattery gets you everywhere / nowhere."
(おだてられたら何でもしちゃうよ／おだてても何も出ないよ。）

があります”flattery(フラッタリー)"＝「おだて（お世辞）」が主語になっています。

個人的にはeveryehereのほうが冗談っぽい返しになって、お互い笑えるのでよく使います。日本語で褒められても、「何かご入用のものありますか？お届けに上がります（笑）」とか返すのですが、それと同じような感じです。

nowhereの方を使うのは、子供とか生徒があからさまに何かもらう目的で、”よっ、お母さま（先生）美人！”とか言って来たら、ですね。

他にも、

”Thank you for your compliment(s).”（お褒めいただきありがとうございます。）

も使えます。"complement"(褒め言葉）は”コンプリメント”と読みます。

褒め言葉について

インスタライブの前に、

”さりげなく使える英語の褒め言葉は何ですか”

というご質問をいただいていたのですが、
これはズバリ、

”I like your ○○."

でOK！

○○にはshoes, bag, dress, new hair...等など。

アメリカの人（多分英語話者の人の多く）は気軽にこれらを言います。挨拶代わりみたいな感じでしょうか。

他にも、

”You look ○○ today."

○○にはnice, gorgeous, awesome, happy...等など。

なんか今日きれいだなとか元気そうだなっていう時、これらを言って前回お伝えした挨拶、”what's up?（何かあった？）"、と質問することで相手に（会話の）主導権を渡しちゃうといいですね。

向こうの人は本当にポジティブな人が多いので

”I know! Thank you! So do you! I just slept so well last night.”
（そうなの！ありがとう！あなたもね！　昨日の夜すごくよく寝たの。）

な～んて返してくれることも。

So do you!（あなたもね！）

は褒められた時返す言葉としてよく使われるのでこれも覚えておくといいかもです。

さて、今回も色々書きましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。何かのお役に立てればとっても嬉しいです💛

英語でヨガレッスンを受けたい方、即興で自分のことを語れるようになりたい方、英語ヨガクラスのリハーサルをされたい方、発音や表現に不安のある方、”レッスンエクスチェンジ”というのをさせていただいています。

詳しくは予約ページに載せているので、よかったらお問い合わせ、ご予約下さい。