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感想戦なきビジネス戦略:お姉さまのコミュニケーション苦悩

(この記事タイトルは、ChatGPT-3.5 に作成してもらいました)

それは、とある案件だった。

また、例のお姉さまが「適当に」仕事を進めている。ある程度勝手に進めておきながら、最終工程の直前で私に聞いてくるものだから、それを順序立てて、改めて理論的に一つひとつ説明をしていくことになる。

それは……まるで、詰め将棋において王将を追い詰めるような感じになっていたのかもしれない。ジワジワと追いつめられた彼女は、やはり耐えがたかったのだろうか……私が満を持して、最後の3手目を打とうとした瞬間だった。

彼女が、私の言葉を遮って、食い気味に言う。
「はいそうですねっ。」

彼女から反省の弁が続くかと思ってそのまま待つが、彼女は何もしゃべらない。それで、私から続きをしゃべろうとすると、また、
「ありがとうございます!」
と、上からかぶせてくる。なので、また、彼女の言葉を待つが、また無言。再度、私から、王手を打とうとするが、
「分かりましたっ。」
と遮ってくる。

これ、何だ? 彼女からも何も続かなければ、私からも何もしゃべらせてくれない。単に、私にこれ以上しゃべらせないための抵抗か? 

 

将棋において、単に、勝ち負けを決めるという意味では、彼女のような対応でいいのかもしれない……が、将棋だって感想戦がある。彼女のような対応では、何の成長もないだろう。

私はやはり、そんな理解力の乏しい彼女に対し、一つひとつ理由をつけて、リーダーとして、彼女自身が納得、成長できるように説明していかないといけない。

今の彼女の状態は、将棋で負けそうな場面で、将棋盤をグチャグチャにした――とまでは言わないが、負けが分かった時点で、感想戦をせずに逃げ出した感じとでも言えようか。しかしまあ、なんとも見苦しい。これが、コミュニケーション能力が高いといえようか?

私は、少し冷静になってから、少し大きめの声で言う。
「ちょっと、私が話してもいいですか?」

 

私からの話というのは、いわゆるダメ出しでもなければ、単なる通常の業務指導だ。彼女の場合、いつも「分かった分かった」と言うが、それがいつも分かっていないので、私からも最後まできちんと説明する必要がある。

しかし、このあと、実際に丁寧に丁寧に説明したのだが、それが彼女に届いたかどうかまでは分からない……。

ちなみに、実際の業務としては……改めて最初の行程に戻ったら、状況が大きく変わって、そもそもこの業務をする必要もなくなった。

やはり、いろんな行程をすっ飛ばして進めるのがよくなかったということなのだが、どのくらい彼女に響いたのだろうか……?

その後、彼女から、
「やっぱりリーダーの言う通りでしたね。」
というような話があるのを期待していたのだが……むしろ、自分の思いどおりに仕事が進まなかったことに対し、彼女は、終日不満そうな態度をしていた。

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