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成功への道標、お姉さまのメール挑戦とその結末

(この記事タイトルは、ChatGPT-3.5 に作成してもらいました)

隣のチームリーダーからおしかりを受ける。
「さっきの、彼女(例のお姉さま)から送られたメール、読みましたか? あれで、効果あると思いますか? こんなんじゃ伝わらないですよ?」

そのメールとは、部署内でのコピー削減依頼のメール。いや、彼女のメールの効果がないことくらいは分かっていた。だからこそ、私もそう伝えていたのだが……。

 

話は1ヶ月前に遡る。その頃、すでに、彼女からそんなメールの文案を見せられていた。そのメールは非常に長々としていて、肝心の削減手法については「リンク先を見れ」というような内容。具体的には、彼女が力点をおいたのは、どうして削減しないといけないかという言い訳がましいものであり、肝心の削減のための手法は、彼女は力点をおいていなかったのだ。

私は、常日頃、受信したメールは、まずざっと斜め読みして、回答を求めているのか、それはいつまでなのか、単なる連絡なのか、情報共有なのか、そもそもどの種類の業務なのか、発信者はどこからなのか――などを読み取り、ものによってはそのまま処理完了したり、TODO リストに入れたり、必要なもののみ、内容を深く読んでいる。

その私の基準からすると、彼女からのメールでは、斜め読みして、そのまま処理完了フォルダに入れるものなのだ。リーダークラスの私でさえそうだ。私より上の方々はもちろん、彼女と同じメンバークラスでもそのような対応を取っている人もいるだろう。

それで彼女に、
「まあ……、内容に誤りはないでしょうが、伝わらないと意味がないですから、もう少し伝わるようにしてください。」
と投げかけていたのだが……。

 

結局は、何も修正もないまま1ヶ月が経過し、そのまま、同じ内容で私に確認を求めてきた。彼女の仕事のやり方というのは、いつもこんな感じだ。

自分自身で曲げない信念があり、私がいろいろ指示してもその通りに動かない。そして、時間を空けて、私の記憶から消えたくらいに、再度同じものを持ってくる。そこでも、私が同じ指示をすると、これがループされる。これが、彼女の仕事が遅い原因のひとつなのだが……。

ということで、今回も、改めて同じような指示をするのだが……具体的には、
・今回、立場が異なるメンバーも宛先に入っていたので、その内容と送り先に矛盾がないようにすること
・送ることが目的ではダメで、送信した内容がちゃんと相手に伝わって、相手の行動に変化を起こさせるようなものにして

と指示したのだが、この指示内容がよく分からなかったのか、最終的に私の判断を仰ぐことなく、何の手も入れず、彼女はそのままメールを送ってしまったのだった……。

 

ただまあ……同じ部署内なので、そこまで被害はないものとは思っていたのだが、まさか、一番近いチームリーダーからお叱りを受けるとは思ってもいなかった。

それで、彼には、彼女の仕事ぶりについて、このタイミングで初めて、1から10全てを話したのだが……むしろ同情してもらえたのは助かった。それだけでなく、
「そういう人は、一度、大きな失敗をさせたらいいんですよ。」
との助言をもらう。

まあ、結果的に、今回のも失敗のひとつなのだろうが、対象が部署内ということもあり、そこまで規模が大きいものでもなく、また、誰も彼女にフィードバックしないので、あまり意味のない失敗となった。

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