よすが

読みかけの本が溜まっている。

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最近の記事

誰も死なないでね

いつ誰が突然死ぬかもわからないのに(私が死ぬかもしれないし)、私はそんなことつゆとも思わずにぼーっと毎日を過ごしているな。 もっと周りにいてくれる人を大切にしたい。ちゃんと、ありがとうとごめんねは言おう。目をみて話そう。笑顔を見せる。私は、周りにいてくれる人たちだけでいいんだよ。正直、それ以外の人たちなんてどうだっていいんだ。大切な人たちだけに幸せを願っている。それを、忘れないようにしようね。 インナージャーニーの『グッバイ来世でまた会おう』を聴いてよくわからない涙を流す

    • 自分の中の矛盾を許したい

      よくわからないけどなぜかつらい時、自分の中に矛盾が生じていて、無意識にそれに折り合いをつけようとしていてつらいのではないかとさっき思った。 今夜は下北沢THREEでUlulUと秋山璃月の2マンライブだった。これを楽しみに今週の仕事を乗り切った。次の曲はなんだろう、もっと曲数やってほしいといった興奮したアゲアゲの気持ちと同時に、疲れたから早く帰りたいと思っていた。そのことに気付いて悲しくなった。口に出したらファンに殺されそう。私もファンなのに。でもそれって、思えばいつもそうだ

      • すぐ忘れてしまうから

         考えたこと、思ったこと、感じたこと、気付いたことを、頭がよろしくないのであまり覚えておけない。なので、こうして書き留めている。ちょっと嬉しかったことは覚えていたりする。つらいこと、苦しいことの苦みは消せない。だけども、すぐに思考を停止して自分を守っている。そういう悪い癖がついてしまった。  彼氏と別れたときも。職場へ向かう電車の中でも。転職について考える時も。気がついたら、思考を停止している。脳が動かない。寝るときみたいに、本当に何も考えないようになっている。だって考えこ

        • 2024.1.21 日記

          今日は家の近くの図書館に、読み終わってない図書の貸出延長をしに行きました。 三階に上る階段で振り返ると、窓からスカイツリーが、はっきりと見えました。 私の住んでいるところは、スカイツリーと案外近いのでしょうか。それとも、私の思ってるよりずっとスカイツリーは大きかったんでしょうか。 ・ 私が急に日記をつけ始めたのは、ふとした発見を報告するあなたがいなくなったからです。 本当に。 私は、ふとしたくだらない発見を、小さな喜びを、誰にも言えなかった悲しみを、伝えるひとを失ってしまった

        誰も死なないでね

          日々、心を空にする

           朝は六時半に目覚ましが鳴る。自分と闘って、ようやくベッドから出るのは四五分くらい。そこから、もう心を空にする。ルーティン作業に集中する。食前の薬を飲む。暖房の前で服を着替える。眠っている犬にキスしてから、朝ごはんの支度をする。たまに昼用のおにぎりも用意する。歯を磨いて、申し訳程度のメイクを施し、水筒に水を入れる(水だと後で洗うのが楽なのだ)。  最寄駅は自転車で五分。一番空いてる車両に乗る。下板橋駅で停まるとき、陽を浴びて白く光る花の木が好き。いつか、ここで降りられたら、

          日々、心を空にする

          性善説について

           静かな午後。年明け。明日から仕事。 朝ごはんと昼ごはんを兼ねたお雑煮を食べて、洗面台で歯を磨いた。寒いけれど心地よい。暖冬、悪くないんだよね。  ネットショップで買い替えた、歯ブラシ除菌ケースが静かにウーウー鳴っている。歯ブラシを入れたら三分間除菌してくれるらしい。二千円くらいの安物の除菌ケース。本当に除菌しているかなんてわからない。ただウーウー鳴っているだけかもしれない。私がそう、信じているだけ。  身の回りは性善説に基づいたことばかりだ。池袋駅で、切符を入れずスマホ

          性善説について

          大晦日の前日のこと

           天使が現れるのは、光の差す場所だと思う。朝日の中を歩く愛犬の後姿を見ながらぼんやりそう思った。12月30日。朝早いのに(といっても9時を過ぎているが)周りの家々から掃除機の音がする。年末って感じだ。  ごみ収集員は、年に一度の繁忙期だ。明日の回収はないから今日が年内最後。駆け込みでゴミ袋を持ってくるおばさま方に丁寧に対応する。 「まじかーあ!」 先ほどまで丁寧におばさま対応していた一人が大きな声を出した。トラブルでもあったのか、とリードを強く握ったまま振り返る。 「ナイス

          大晦日の前日のこと