2021/5/23、KindleハイライトをNotionに出力するPythonパッケージが公開されたので試してみました。

これまで以下を参考にKindleハイライトのデータベース化をしていましたが、けっこう面倒な手作業も多く、なんだかなという感じでした。

結論

↓の①②③を併用することで、若干改善は出来るが、まだまだ面倒も多いし仕上がりも微妙。

①https://github.com/paperboi/kindle2notion

・「出版社が設定した制限の1%をn%超えてしまいます。制限に達すると、新しいアイテムはエクスポートされません。」に引っかかる
・日本語の場合も、文末が3,4文字消えていたりしない
・オライリー等の外部から持ってきた書籍のハイライトは含まれていない
・ハイライトがたまに重複する

②https://blog.hello-world.jp.net/posts/kindle-5015

・「出版社が設定した制限の1%をn%超えてしまいます。制限に達すると、新しいアイテムはエクスポートされません。」に引っかからない
・日本語の場合、文末が3,4文字消えていたりする（kindle専用端末で引いたハイライトにはこの問題が起きないらしい）
・オライリー等の外部から持ってきた書籍のハイライトは含まれていない
・ハイライトは重複しない

③スマホ、もしくはkindle専用端末から「マイノート」「ノートブックのエクスポート」

・「出版社が設定した制限の1%をn%超えてしまいます。制限に達すると、新しいアイテムはエクスポートされません。」に引っかかる
・日本語の場合も、文末が3,4文字消えていたりしない
・オライリー等の外部から持ってきた書籍のハイライトも含まれている
・ハイライトは重複しない

これがベター？という手順

1. kindle端末をPCにつないで、My Clippings.txtをPCにコピーする

2. ①通りに実行して、My Clippings.txtを元にNotionにデータベースを作る
※ ①のコードが日本語対応していないため、Last HighlightedがNULLになり、ページ番号とLocationが"()"になってしまう
※ カバー画像がたまに挿入されていなかったりする

3. ①では、<このアイテムのクリップの上限に達しました>が避けられないので、2. で作成したデータベース中の各ページ本文は削除し、②に従って出来たテキストを本文にコピペする
※ 日本語の場合は文末が3,4文字消えていたりする問題、オライリーとかのハイライトは含まれない問題は解決しない

4. オライリー等の外部から持ってきた書籍のハイライトは、スマホもしくはKindle専用端末から「マイノート」「ノートブックのエクスポート」したテキストをデータベースに追加する

つまり、①はタイトル・著者・カバー画像を自動設定するためだけに使う感じになる。
ということは、一括でやるときには↑の手順でやった方がいいかもだが、それなりに定期的にやる際は②（オライリー等は③）だけで頑張る方が早いかもしれない。
本のジャンルタグや自己評価などもデータベースに持たせたいとなると、結局1冊読み終わる毎に、②③を手動で頑張るのがベストな気がする。。

不満点

・ハイライトすると自動でNotionに追記されたら最高だが、手動作業が多い
→ Amazonがいい感じのAPI作るの待ち（著作権とか諸々ありそうだし、多分実装されないかな）

・②は日本語の場合、文末が3,4文字消えることがある
→ けっこう嫌。Amazonが修正するの待ち

・①は日本語の場合、Last HighlightedがNULLになるので、ハイライトした日付でソート出来ない
→ 日本語対応にコードを修正すれば解決

・カバー画像が挿入されないことがある
→ たぶん書籍側の問題だと思うからどうしようもない（①を日本語対応に修正すれば解決？）

・オライリー等の外部から持ってきた書籍のハイライトはエクスポート対象外
→ Amazonが対応するの待ち（著作権とか諸々ありそうだし、多分実装されないかな）

・ハイライトした図はどう頑張っても引っ張ってこれない
→ Amazonが対応するの待ち（著作権とか諸々ありそうだし、多分実装されないかな）

備考

clipping.ioを使っている人も多いみたいだけど、たぶん<このアイテムのクリップの上限に達しました>になってしまう（文末3,4文字消えることはないよう）

もっとイケてる方法を知っている方いれば教えて下さい🙏