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無言の圧か暴力か

母にアザができるまで、ほっぺをつねられたことがあります。
理由は、「食べ物を粗末にしたから」
母の料理で食べたくない食材(にんじんだったと思う)が入っていて
こっそりティッシュに包んで捨てたんです。
そこを見られていました。
母は、こっそり包んでるところをちゃんと黙って見ていて現行犯逮捕したんです。
すごく怒られて、つねられました。
痛かったし怖かった。次の日ほっぺにあざができていました。
人に見られるのが恥ずかしかった。小学校で何か言われたのかな?覚えてない。
でも、次の日は水泳教室の日で。水泳教室のトイレの鏡で自分の姿を見た記憶はあります。

たまに、スーパーでお菓子を買って欲しくてギャン泣きしてる子供っていますよね。
「あなたはあんなことする子供じゃなかった」って母はよく言います。
わたしもあれぐらい、気持ちを表に出して泣きたかったかもしれません。
気持ち良いだろうな。
これをしたら母が嫌がる。真っ先にそれが頭に浮かびます。
これをすると母に怒られる、または嫌味を言われるかもしれない。
だから、嘘をつくこともありました。言わないこともたくさんありました。
親に「〇〇じゃん」って口を聞いてる子供がいると「親にあんな口の利き方して許せない」と言います。
わたしが使うと怒られました。「口の利き方に気をつけなさい」と。
「親を馬鹿にするのは許さない」「親に従順でありなさい」←これは聖書に言葉でもあって、この言葉は二世の方ならものすごく言われると思います。

「あなたはもう我慢できない」と言って泣く子供のだった。と母は言います。
子供がもう限界でそれで泣くって、考えたらゾッとする。続けて母は
「そんな我慢しなくてもいいのに」って思った。って。
「どうして我慢しないといけなくなってるのか」そこに着目してもらえたら
もっと救われたかもしれません。
すでに、その頃はわたしの心は悲鳴をあげていたのだと思います。
もっと自分の感情を出して 言いたいことを言いたかったです。
怒鳴られるよりも、無言の圧というか「ママは信じてる」とか
「あなたはそんなことしないからいい子で幸せ」という一見良い言葉のように聞こえるけれど。わたしには、結果的にいい言葉ではなかったと思います。
ものすごく圧を感じていました。息ができなくなる気持ちでした。

この圧は今現在も続いていて「ママは女の子が産まれたらこうやってお買い物に行きたかったの。幸せ」
息ができなくなります。


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