カオリ

結婚して自分の居場所も見つけた 「宗教」がトラウマ主婦。 やっと自分の生い立ちの謎が解…

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結婚して自分の居場所も見つけた 「宗教」がトラウマ主婦。 やっと自分の生い立ちの謎が解けてきたような気がして それを文字にしてみようと思う リハビリノート

最近の記事

お金に対するブロック

お金を欲しがる、お金を使うのは悪。卑しい。 お金を稼ぐのは悪。質素に生活するのが素晴らしいとされていました。 だから、ずっとお洋服が好きだったけど言い出せないでいました。 中学3年生ぐらいから、靴下がルーズソックスが流行り出したころ、もちろん買ってもらえるわけはなくて、こっそり買ってお部屋に隠してました。 学校から帰ってきたら、わたしの部屋が勝手に片付けられていて机の上に隠してたCDとか(アーティストの)靴下とかが並べられてました。 母に「なんだこれは。チャラチャラして」と

    • お金の切れ目が縁の切れめとはこのこと。

      冷静に考えたら、おかしいじゃん?ってことを幼少期は、ただただ言うことを聞かないと、怒られる。叩かれる。無視される。が怖くて自分を守るためにたくさんの嘘を重ねて、たくさん泣いて生きていた気がします。 エホバの証人は喫煙は禁止されていたけど、内緒で母が吸ってるのをわたしは知っていたし、父は母が学生時代から吸っていたことを知っていたし。 矛盾だらけだったのに。タバコを吸ってる母の姿を見て、見てはいけないものを見た気がしてずっと黙ってた。他にも色々。親の気持ち悪いことを色々見てしま

      • 本日の精神科の話は輸血の話

        今日は病院の日だった。今日はエホバの証人として母が変わってしまったのか、それとも元々ある気質だったのかという話になった。 母は親から愛されてないって思いながら生きてきた。で、そんな気持ちにさせないように気をつけてわたしを育ててきたっていう台詞も何毎回も聞いている。 なので、元々の気質もあると思う。 でも、物心ついたときからドップリ宗教に入っていたので母が実際はどんな人なのか知らない。 先生は「エホバの証人は輸血問題で本当に困る」ということを言っていて、確かに母もいつも携帯して

        • 友達

          わたしは、夏休みとか冬休みとかいっつも母の実家に行っていたので、もちろんこちらの友達と遊ぶ機会もなく。 母の弟さん(わたしには従姉妹)家族の中に1人入って旅行に行ったり、海に連れて行ってもらっていたのですが、それが嫌でした。 気を遣うし、(あちらも義理姉の子供だし)気を遣われていたと思うし 何より従姉妹家族は従姉妹家族であって、わたしの家族じゃない。 なので、疎外感がありました。寂しいかったし、嫌だったし、楽しくなんかなかったし。 母の実家でも、わたしが疎外感でした。おばあ

        お金に対するブロック

          現状の色はダークグレー

          「あなたが、決めたことでしょうが。」 何かに口ごたえすると、よくそう言われました。 本当は嫌だけど「嫌だ」と言えばそれはそれで、怒られる。か、「好きにしなさい」と無視される。 どのみち怒られる。本当にしたいことがあるなら嘘をついてやる。隠す。 最初はドキドキしてたけど、親に嘘つくのも隠すのも平気になって、外では親を大切にしてる風、家では言うことを聞くいい子風。 してはいけないことが多くて、世に交るものは全部だめ。の中で育って、親の顔色ばかりうかがうし、空気も読むし、わた

          現状の色はダークグレー

          現状のトラウマ

          今でも、本当は神社やお寺に行くとドキドキします。悪魔サタン・・と頭をよぎります。 そして本当に滅ぼされるのかってよぎります。 道で奉仕活動をしている兄弟や姉妹を見るとドキドキします。 今でも、母に意見するのも否定するのも怖いです。 今でも、母に連絡しないことに罪悪感が湧きます。 できるだけ 親と距離(物理的にも)を取るように先生に言われたのですが それが出来ないんですよね・・・・。 今までは1週間に1回母と会っていました。が、どんどん距離を取れるようになっています。 もちろ

          現状のトラウマ

          子供の話

          そんなにキラキラしてる?って思うのです。 永遠に生きたいですか? 子供を育てるにはこの世では難しい。だから、子供なんて産まない方がいい。 それを自分の母親に言われる衝撃。 わたしはずっと子供が嫌いでした。でも、本当に嫌いなのか今は分かりません。 子供が欲しいと思ったことはないけど、親からそのように言われていたら、そもそもの土台がマイナスからのスタートな気がします。 楽園になったら、子供を産んで幸せに暮らせる。なんて微塵も思ったことはありませんが、母は本気でそう思っています

          子供の話

          励まされる。という言葉拒否。

          「甘えるな」「もっと頑張りなさい」「弱音は悪」「親に話しなさい」 「言い訳するなんて恥ずかしい」「もっと考えなさい」「親に従順でありなさい」 「人を自分のように愛しなさい」「あなたはわたしよりマシなんだから」 「親に口答えするな」「親にその口の利き方はなんだ」 わたしは実際には、毎日暴力(顔とかにね)受けていた訳じゃないし、 学校に行くのにお金も出してもらったし、ご飯も無視されてない時は作ってもらったし。だから「虐待」という概念はありませんでした。 でも、十分この言葉たち

          励まされる。という言葉拒否。

          楽しい思い出ある?

          小学校の時 集会への出席は絶対でした。週に3回。1時間と2時間が2回。 その当時、本当は行きたくなかったのか、行きたかったのか。そんな疑問も湧かないほどでした。 でも、今思うと行きたくなかったと思う。でも、悪魔サタンより機嫌が悪くなる母が怖かったんだと思います。 居眠りしてしまうと、母にシャープペンで手を刺されていました。 「調子に乗っている」「チャラチャラしてる」「世の人みたいになってる」 「顎が上がってる」←生意気って意味です。 そんな言葉でいつも小言を言われていました。

          楽しい思い出ある?

          復活の希望とか。

          お友達が亡くなった。癌だった。わたしは、身近な友達が亡くなることが初めてで、悲しかった。それをふっと母に話してしまった。 母が「復活の希望があるよ」と言ってきた。 内心(そうなるよね・・・・)って思った。 でも、人が死んで悲しんだりしたらダメなんだろうか? そもそも復活の希望は、全員に与えられるものなのか。 なんで、人の悲しい気持ちに寄り添えないんだろう。 さすが親のお葬式にも出ない人だ。 クリスチャン同士でも、この会話はなされる。「復活の希望」 なら、どうして先に死なせて

          復活の希望とか。

          わたしだけ

          離婚することになって、買い物依存のことが親にバレて少しだけ心は楽になりました。ずっと離婚したいことも、買い物したくて仕方なくなる気持ちも隠していたから。 でも、エホバの証人は離婚はしていけないっていう教えです。きっと、複雑だったと思います。だからわたしを慰めるとか、大変だったねと味方になってくれることなんてありませんでした。 父は離婚に強い弁護士を雇ってくれたけど、ともかく早く離婚できればなんでもいい。という考えで、わたしが彼にDVを受けていたことなんてそんなことよりも、娘が

          わたしだけ

          外の世界から見てみる

          精神科の先生に「これは虐待ですね」と言われてから わたしは同じ二世の方が書かれた記事や、世の中の「エホバの証人」へのイメージや、本を読み漁りました。 同じように息苦しい思いをされてることを知って、孤独だった気持ちは少し解消されました。 自分で自分が怖いと思っていたけど、そうなっても仕方ない環境でそのようにしか生きれなかった。そうやって、自分を保つのに必死だったんだって改めてわかりました。 愛の鞭というガスホースや定規でお尻を叩くこと。たくさんの制限。 悪魔サタンの存在。

          外の世界から見てみる

          自分で選べない

          「ほら、結局ママのいう通りになったでしょ」わたしは、母の選択が正しいといつも言われていたので、自分で選ぶことに自信がない。これで合ってるのか?間違ってないか?怒られないか?顔色を窺う。そういうことを基準に物事を選ぶことが染み付いてる。かなり年齢を重なるまで、母の言うことは絶対正しい。と思い込んでいた。 住むところ、自分の進路、自分がチャレンジしたいことに大体は「そんなのできる訳ないじゃん」って態度を出された。 それは母だけじゃなくて、父も。 そのころの父は、何店舗か経営してい

          自分で選べない

          そうじゃなきゃ生きられない

          もしかしたら、エホバの証人の子供あるあるあのかもしれないということが ・母親の顔の様子を伺う・嘘をつく・親の言うことを素直に聞くフリをするというものです。 いつも機嫌が悪い、もしくは自分が望むように子供が集会に行ったりエホバのことをすると褒められるという一貫性のなさにいつもおどおどして大切なことは喋らなくなる。隠すようになる。嘘つくことにする。 こうしてじゃなきゃ自分を守るとこができなかったんだ。と今思っています。 時々自分が怖い恐ろしい人間のように思える日があります。

          そうじゃなきゃ生きられない

          恐怖・我慢・義務・脅し

          エホバの証人の子供として育てられるとは、どういうことなのか。 集会と奉仕の出席は絶対。毎週3日はそれで潰れる。集会での手挙げはしないといけない空気感。子供同士でもなんとなく競わされてるように感じていました。 伝道者となり(よく見る家にいきなり来て聖書のことを話すのは、誰でもできる訳じゃなくて、ボスからのチェックがある)ゆくゆくはバプテスマを受けて模範となる兄弟姉妹になるのが最低目標で、きっと母もそれをかなり期待していたと思う。 学校の友達と遊ぶよりも(むしろ遊ばせてもらえな

          恐怖・我慢・義務・脅し

          今日の精神科で言われたこと

          本日(24・4・10)先生に「宗教は自由である」こと 「親にNOと言っていい」「親は子供を育てるのは当たり前のことでそれに恩義を思う必要はない」 と言われました。実は精神科の先生とは、もう何年も通っているのに初めて母親がエホバの証人だと言うことを話しました。話したくなかった訳ではなく、お家に宗教があるのは当たり前だろうってずっと思っていました。それに、この件がわたしの奥の無意識レベルのところで根を回しているなんて思いもしませんでした。 きっと人生の半分以上をエホバの愛。癒し、

          今日の精神科で言われたこと