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淋しかった

わたしは、親に愛されたかった。と思います。
親からしたら「こんなに愛してるのに」って言われるんだと思う。
でも、今のこのわたしの様子を見るに、きっと母は条件付きで愛してて、父はほぼ興味なくて。それが淋しかったんだと思う。

「ああいうことするのは許さない」「こういうことしないからママは嬉しい」
それを素直に聞いて、こうすると母が怒る。だから都合悪いことは隠す。嘘をつく。
嫌われたくないから。母に褒めて欲しかったから。

何時に帰るねって約束した時間にずっと玄関で父を待ってる子供でした。
もちろん帰ってきません。何を言っても「ごめん。ごめん。」だけ。
他の家族みたいに、一緒に出かけたりする思い出。ない。
父にはもっと興味を持って欲しかった。一度大きな喧嘩をしたことがあって、
珍しく父が謝ってきたんだけど、まさかのパソコンで打たれた文に署名だけ手書きでした。
そして、いうことがコロコロ変わるからそれを指摘すると「なら好きにしたら良いがね」とキレてくる人で。

わたしは両親と全く上っ面の関係を作っています。中身は何にもない空っぽです。
本心も出せない。大切なことは話せない。話さない。そんな関係。

わたしはずっとずっと淋しかった。母に宗教とかエホバとか、そんなことよりもお誕生日は祝ってもらいたかったし、一緒に行事にも参加したかった。母と映画も観に行ったことはなく。あ。それは父とも。何にもできなくって淋しかった。
無条件に愛されたかった。


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