見出し画像

ストリートファイター6をプレイし始めた当時を振り返る

きっかけはおよそ思いつきに近い。それまで格ゲー自体には度々触れていたものの、腰を据えて向き合うのはそれこそスト2のブーム当時にゲーセンでのめり込んで以来だった。
周囲の熱に影響され、今やっておかないと機を逃してしまうような気もした。発売時すでにそのくらいのムーブメントを感じ取っていたのかもしれない。

まずは具体的な目標を決めた。
ルーキーから始まり頂点であるマスターまでのランクのなかでちょうど中間にあたる、プラチナに到達すること。これを区切りの良い年内にしておよそ半年、届かなくとも続けることができたらまずは充分だろうと。
幸い、周囲にも同時に始める人や既に格ゲーの経験値を積んだ人が居て、モチベーションを維持する意味では環境にかなり恵まれたと言える。

最初の使用キャラにマリーザを選んだのは、単にビジュアルの好みだった。見た目がモチベーションに直結するという、個人的に楽器での経験から得た確証もある。(その後行き詰まりを感じケンに転向)
モダン操作はあまりしっくりこなかったのでクラシックを選んだが、スティックではステップの入力が素早くできないので、6ボタンのゲームパッド(8BitDo M30)を購入。その後HORIのOCTAに乗り換え、現在も使用。M30はキーがかなり押しやすいのでお勧めしたい。

ワールドツアーをそこそこ嗜んだ後、いよいよ真に己と向き合う時間が始まった。勝ちたい相手は誰でもない、自分自身。そこに「なりたい自分」をおぼろげながら見出したのだった。昨日の俺より強い俺に会いに行く、その第一歩である。

(それから半年後の自分)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?