どんな職場でも大丈夫!内向型の働き方#1しょせん、職場は職場と心得よう
心理的な安全が何より大切な内向型にとって、「職場」はアウェーな場、不安を感じやすい場になることがあります。
それは、
不特定多数の人と関わらなければならない
苦手な人ともコミュニケーションをとらなければならない
望まなくても評価にさらされる
などの理由からです。
少しでも自分を保ち、不安を減らすにはどうしたら良いのでしょうか。
その答えの一つが、
「しょせん、職場は職場」
と自分に言い聞かせることです。
あなたの人生の中で、「仕事」はほんの一部。
そして、今あなたがいる「職場」は、仕事のさらにほんの一部でしかないんです。
そんな小さな場で、たとえうまくいかないことがあっても、あなたの人生に与えるインパクトは実は大きくありません。
不安にさいなまれそうになったら
「しょせん、職場は職場」
とつぶやいてみてください。
外向型をムリにめざさない。とはいえ、演じているうちにいつしか本当になることも
内向型の人がいちばんやってはいけないこと。それは、
外向型をムリにめざす
ということです。
もともと自分のキャラクターにないものをひねり出そうとしても、そこには不自然さしかありません。
人間は不自然さを嫌う生き物。周りの人から見ても、
「なんか、この人ムリしてる」
と察知され、かえって生きづらくなります。
しかし、自分らしさを大事にしつつ、できることからやっていると、
自然な形で演じられる
ということがあります。
専門分野でなら外向的な自分も経験できる
内向型の人の特徴として、
自分の興味のあること・専門分野であれば外向的にふるまえる
ということがあります。
学ぶことへの意欲が高く、ひとつのことを突き詰めたい気持ちも強い傾向があるので、「これ」と思ったことを究められる内向型。
自分の中に豊富にある知識を使えば、たくさん話すこともできますし、相手の困りごとを解決する形であればコミュニケーションもとりやすくなります。
専門分野で「外向的な自分」を経験しておくと、
外向的な振る舞い方ってこんな感じとわかり、生き方の幅が広がる
周りの人とのコミュニケーションが円滑になり過ごしやすくなる
というメリットがあります。
ひとつ気をつけたいのは、自分の専門分野だと一方的に話しがちなこと。
「オタク」が延々と自分の推しについて話してしまいがちなように、聞かれもしないことまでしゃべり続けてしまうのはNGです。
それを避けるには
あくまで主役は相手(お客さんや同僚)であること
困っていること、知りたいことを丁寧にヒアリングし、それに応える形で話すこと
を心がけると良いです。
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