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carPlayのマップを試してみた

今度はiphone

前回、ゴルフの往復で AndroidAuto を利用した記事を書きました。

次回のゴルフでは、androidAuto VS carplay をやってみようと思いますが、その前に apple carplayに慣れてみようと ゴルフ練習場に行く往復で使ってみました。今回は、行き先を指定してのナビではなく 地図を表示して走行しただけですが、apple carplayの感触を探ってみました

carplayの起動

apple carplayも bluetoothではなく USB接続で利用します
今回の使用環境は 下記

  • Toyota Yaris DisplayAudio

  • iphoneSE / iOS 16.1.1(2022/11現在の最新)WiFi

  • UQ wimax 5G

ディスプレイオーディオに iphoneをUSB接続すると、ディスプレイには、「今回1度だけの使用か 切り替えかをするのか」の選択が出てきました。(直前に AndroidAuto使用していたからだと思います。)
今回1度だけの使用としました。
ディスプレイオーディオの設定メニューでcarplayを選択するのかと思っていましたが、これはずいぶん親切ですね。多分ディスプレイオーディオ側がだしているメッセージだと思います。
普段、車のオーナーがAndroidを使っている場合に、 同乗者がiphoneを持っていて、「同乗者の音楽ライブラリを聞きたい」などのケースなどを想定しているのかと思います。
このあたりの使いやすさは、トヨタがもともと SmartDeviceLinkを提供していて、その切り替えなどいろいろ工夫していた流れの中にあったのかなと思います。SmartDeviceLinkはなくなったけど、このあたりの切り替えの使いやすさにつながったのなら、あながち無駄ではなかったのかなと思います

carplayの画面構成

AndroidAutoでは、前回の記事に書いたように AndroidAuto用のエリアは画面下部でしたが、carplayでは画面 右側にありました。
切り替え対象のアイコンとして 3つデフォルトアイコン(Map、Music、Messege) とその他のアプリの切り替えボタンでした。
AndroidAutoのデフォルト切り替えボタン2個より1つ多いですが、AndroidAutoは画面下部を使っていて領域が広いので 例えば音楽利用時に次への送りボタンや Like ボタンなど 音楽などのサブアプリ用のコントロールエリアがあって、ナビ画面切り替えることなく、多様な操作ができたのは魅力でした。
一方 carplayで Musicなど選ぶと 画面が切り替わってしまいました。
このあたりの使いやすさという点では、AndroidAutoのほうが一歩リードしていると思われます。
もっとも、carplayも Siriなどの音声操作で 可能なのかもしれませんが、なかなか最初にそこまで使いこなせないでしょうから。

将来の駆動系とエンタメ系の音声認識の主導権

このあたり考えていると、Apple carとか出てきたときのコントロールタワーがどうなるのか妄想が広がります。車両側のセキュリティーは絶対の要件なので、エンタメ系とは独立のような気もしますが、appleのデザイン思想から言って、Siriが2人いるのは許せないでしょうから結構難しいですよね。結局統合しないといけないかもしれませんが、他のメーカーの車にも乗せたいというせめぎあいもありそうです。
スマホの世界での Androidとiphoneの ハード・ソフトの関係が 車の世界にも適用されていくのでしょうか?
車両メーカーの発想として 駆動系とエンタメ系は絶対に分離させたいところだと思います。その時、音声の認識を駆動系がメインでやるのか、エンタメ系がメインになるのか 興味が尽きないところです

carplayのマップ

妄想は、そのあたりでやめておいて、carplayのマップの話題に移ります。
今回は、ナビの目的地設定はしなかったので、単純に走行時のフリー走行表示状態での利用です。
個人的な感想としては、走行時に右左折を判断する時のバードビューでの表示は AndroidAutoの地図のほうが全体感がつかみやすく好みでした。(AndroidAutoの走行時のバードビュー表示については、前回記事をご覧ください。)
一方、目的地近辺で 目的のお店を見つける(ナビなしで)みたいなニーズでの地図は、appleのほうが見やすかもしれません。

carplayのマップでは下記気になりました

  • 交差点で停車するとモードが変わり、車両位置が中心の表示に切り替わります。このあたりの動きが突然切り替わり、走行していた時とは別の地図になったような違和感がありました。AndroidAutoのナビでも視点が頻繁に切り替わりましたが、ふわっと変わる感じで連続性に違和感はありませんでした。

  • 3Dでの建物が表示もできましたが、形状の精度はあまり高くないようです。また、地図のPOI(お店など)の表示にも間違っているものが多くありました。私の住んでいるマンションの形状も違っていたし、マンションの中にありもしないスタバがあったり…

まとめ

正直、地図表示に関しては AndroidAutoのほうが1枚上手だと思いました
googleマップとしての経験度の差が 明らかに出ている感じでした。
私が、普段 Androidユーザーなので いろいろなアプリがすでにインストール済みで この時点で carplayとの比較をするのは 早すぎるのかとも思いますが、今回走行での感想としては、AndroidAutoのほうが使い勝手が良いと思いました。

次回のゴルフまでには、iphoneのアプリ環境も充実させて 行きを carplay 帰りをAndroidAutoにして 比較してみようと思います。


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