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新しいロゴのはなし

ロゴを新しくリニューアルしました。
備忘録かねて、少し記録として「考えたこと」を残したいと思います。

私たちのコンセプト

A 3 Mains 、ア・トワ・マンという名前は、A quatre mains「4つの手のため=ピアノの二重奏、連弾」という音楽用語から生まれました。
3 mains、すなわち3つの手とは、私たちの場合「フランスに住む人」「日本に住む人」「私たち」のを表します。その手が重なり、「地元の人たちと訪れる人をつなぐ」旅を作り上げる、それが私たちのコンセプトです。

そして私たちは、「訪れる人」に合わせて旅をアレンジし、プランニングをしていく旅クリエイターです。

私たちを作り上げてくれたロゴ

最初のロゴが完成したのが2009年ですから、13年経ちました。アイディアやモチベーションだけで走り出す、まだおぼつかない私たちの足もとを、ロゴやコンセプトが支えてくれました。

今までのロゴ


名刺の裏のロゴマークやコンセプトテキストを読むたびに、自分たちの中の軸に「思い」を染み込ませている、そんな感覚がありました。
「言葉を超えて、旅先で奇跡的なうれしいことに出会う」、お客様のプランニングをしていて、そんな素敵な場面にいくつも遭遇しました。ロゴのように、手が重なり「つながる」瞬間に立ち会えたのだと思います。


これからの私たちを作るロゴ

2020年に新型コロナウイルスのパンデミックという世の中になり、様々な国へのアクセスが途絶えました。それぞれの国の感染状況や政治的な状況により、2022年の今もまだ十分に元に戻ったという感覚はありません。

元に戻るということはなく、また過去とは違うスタイルの「国同士の行き来」がスタンダードになり、人々は慣れていくのだと思います。今を生きる人々の旅の考え方は、どのように変わっていくのか。

過去と同じはずではなく、「変化」していくその様子を柔軟に受け入れながら、自分たちの「軸」は動かさない。私たちにも起こるであろう「変化」の中で、揺れ動きながらも、変わらずにマイペースで進みたい。

そんな新しい旅立ちのような気持ちで、ロゴを作り替えることにしました。


これからのロゴ

世界へ広がるように。様々な国の楽しみを見つけられるように。「今」に合う変化に柔軟に対応しながら、私たちの軸はシンプルであり続けられるように。

今はまだ、ロゴに色をつけていません。
どんな色が今の私たちに合うのか、柔らかいのか、くっきりと鮮やかなのか、もう少し考えたいと思っています。曖昧なところでゆらりと泳いでいるような時間を過ごしながら、きっと見つけていくと思います。


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