見出し画像

やっぱりマーケティングが好き!占い師は再びマーケティングを勉強する

はい、マズローは一旦横に置きます。読み進めてはいるのですがnoteに書きたいのは、どうしてもマーケティングのことのようです。

今日から、村上隆英さんの著書「コトラーのマーケティング戦略 イチから分かる本」を読んでいます。

どうしてこの本を選んだかというと…
・マーケティングではコトラーという人が有名らしい
・コトラーさんの著書も借りてきたけど、少し難しそう
・図書館で借りれるコトラーさんの本で、解説も込みの本を借りたい
という理由で、ヒットしたのがこちらの本でした。

おすすめの理由として…
・具体的な商品名やその商品のマーケティングでどんな視点があったから成功したのかというのが分かりやすい
・文字の分量が1ページあたり、比較的空白もあり読みやすい
・素人の私でも読んでいてマーケティングが楽しいと思う

そんなわけで、マズローさんはまたどこかで出てきてもらうとして
占い師はやっぱりマーケティングを勉強する!を再開します。



どの切り口で勝負をするのか

コトラーさんは「市場分析するならこの3つのステップを忘れないでね」と
・調査 ・分析 ・プロファイリング を挙げました。
この中で、今私が取り組んでいることをご紹介します。

占いのあとにアンケートをとる(調査)
私の占いを購入してくださったお客さんに7月からアンケートを開始しました。アンケート項目については全8項目あり、該当項目の選択制となります。
私の予想では、占い結果に対して満足いかない、つまり「思っていることを言わなかったら、悪評価になる」と思っておりました。
7/1~7/31 鑑定件数 11件 うち3名リピーター様 回答者数 10名
その中で占い結果に対する質問では、以下のようなご意見がありました。

・はっきり言ってもらえず、モヤモヤした。
・ふんわりした回答でどうなのか分からなかった。
・占う内容の聞き取りをもう少ししてほしかった。

なるほど~。それぞれ占いに対する概念が違うことが分かりました。

はっきり言うことを求めている人とそうでない人の見極め(分析)

はっきり言ってほしい人は、占いに対してとても信用性が高い方のようにお見受けします。しかし、自分の思っている通りの答えでない場合、そこにどうアプローチをして占い結果を伝えるのかが、占い師の腕にかかってきます。対話力というかコミュニケーション、話術ですよね。
対面鑑定ではない、文字だけのやりとりの中で相手の心情を読み取ることは
本当に難しいですね(*_*; 
これは、カウンセリングや相談支援業務をされている方にも通じる点かと思います。はっきり言うことでトラブルになることもありますからね。ただ結論を間延びさせてしまって、永遠に相手の話を聞くのは仕事の効率が悪い。

そして鑑定前にお話しを聞く時間について。最短15分で相談内容のやりとりをしていましたが、内容によってはシビアであったり背景が分かりにくい場合があるので曖昧なままで鑑定に入ると結果は完全にぶれてきます。
占ってほしい人は時間関係なしで受付はしておりますが対応時間には限りがあるので、その点で合致せず鑑定にいたらなかった方は3名ほどいました。

すぐ占ってほしい方は、何も言わずに言いたいことを当ててくれるという認識の方もいるようでした。私はそんな力がないので(霊視とかヒーリング系はできません)、お話をしっかり聞いてからの鑑定スタイルであることを分かりやすく伝えておかないとトラブルの元になるなあと勉強になりました。

はっきり言わないのは分からないから?

分からないこともあります。これどういう意味でカードが並んだんだろう…と悩むことは、もちろんあります。そんな時は、もう一度状況確認してから結果を伝えます。そして、アフターフォローの体制を見直しました。アンケートに答えてくれたことに対する感謝、そして言い訳に聞こえないようにどのようにその【モヤモヤを解消するか】を考えました。やっぱり、話を遮らずに聞くことが、モヤモヤの解消に繋がるとこの1ヶ月で学びました。この話を聞くというのが必ずしも、ヨイショをすることではないということも学びましたね。つどつどヨイショできませんしね笑。

占う内容の9割が 人間関係(プロファイリング)

相性占いが1番多かったですが、家族関係や職場の人間関係のご相談もいただきました。
その中で、その人の思う人間関係のスムーズさはその人にしかわからないということでした。
一見、特に問題ないのでは?と思うことも、お客さんにとっては、痛恨の一撃だったり、それはひどい!と思っても、そのことにあまり執着していなかったりと、ここでも自分自身の価値観で判断してはいけないなあと反省もしました。

相性占いでは、うまくいきますか?イエスノーで質問を受けることが多いですが、たしかに結論を知りたいとは思います。
私の場合、ひとまずイエスノーで占いますが必ずイエスにしろノーにしろ努力しないと反対の結論に至りますとお伝えし、お客さんができることはじゃあ何だろうという視点になるまでお話をするようにしています。
短絡的な結果を伝えて、はい終わり!にするのはあまりにも失礼だなっと。それなりに高いお金を払ってもらっているので、実感として何か持ち帰ってほしいので、そこは私ならではのウリとして鑑定をしております。

分析するには母数が少ないとは思いますが、この1ヶ月の成果は、マーケティングを素人なりとはいえ考えて、行動した結果です。

まだまだ調査の段階であり、分析したりカテゴリー分けをするプロファイリングの位置には遠いでしょうが少しずつ結果を出せるように、またマーケティングを勉強して発信していきます✩°。⋆

占い師のマーケティングは続く…☆



純粋にありがとうございます。いいんですか?