見出し画像

本が書かれ、読まれるのは

本が書かれ、読まれるのは
人生が一度きりであることへの
抗議なのだと思います

北村薫さん

僕が好きな作家さんのおひとりの言葉です。
小説を読むことは、まさに自分とは違う人生の体験。
小説に限らず、本を読むことは疑似体験。
たくさんの人生を生きた人は味わいがあるはずです。
本を読むことを勧める理由って、この辺に本質があると思います。
馴染みの作家さんの作品を読み、登場人物の人生を追体験するも良し、違う作家さんの描く登場人物の人生に触れるも良し。
伝記や図鑑やノウハウ本でも良いのかも。
映画やドラマやアニメやドキュメンタリーでも良いのでしょうけど、本は再生スピードや一時停止が変幻自在な素晴らしい媒体。
本をひらき、別の人生を知ると、自分自身が少し見えてくる気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?