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曼荼羅アート的な夢筆の抽象画『縁起』


年末も間近となったこれからの時期、おみくじを引いたりして「縁起が良い」「縁起が悪い」という言葉を使う事があるかもしれません。

現在、一般的には「これから先に起こる良い事や悪い事の前兆」といった意味で用いられる事が多い「縁起」という言葉ですが、これも元々は仏教用語で「因縁生起」を略した言葉です。

「因縁生起」は、あらゆる存在は原因と条件(因縁)によって生ずるものであり、その原因と条件によって滅するものである、という道理の事を指します。

つまりどのようなものであっても単体で成立するものは無く、必ず何かしらの存在同士がお互いに依存し支えあっているからこそ成立している、という事を意味しているそうです。

この因縁生起という言葉は仏教の根本的かつ基本的な教えを説いているものの1つであり、釈尊の悟りの内容を表明しているものでもあります。



今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m









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404美術館

中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。