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3JのButter

2021年9月9日  0:00
カミングスーン的なメッセージと共に1枚の写真がアップされました。

!?!?!?!?!?!?!?

ピンクネオンの照明
薄暗いスタジオ
ダンスライン3J
つい先日公開された 【Butter (feat.Megan Thee Stallion)】

.......間違いない。Meganのラップに合わせて踊るんだ!!!!!

そう思ってラップ聴いてどんな振り付けか想像していたらしばらく寝れなかった(笑)

そして告知通りの12:00に凄いものが世に放たれました。

即リピート

やばくない?

振り付けがイケすぎ
そして個々の個性
これを3Jで踊る意味

個人的な目線にはなりますが、語らせてください。

※GIFは貼っていますが、音の取り方などがメインのお話になっていますので、動画を見ながら読み進めて頂ければと思います。

~ イケてる振り付け ~

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J-hopeセンター...!

まず(0:21~)

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うわお!Meganの声に合わせた振り付けだ!!!
足と手でリリック鬼踏んでる!

と、思いますよね?(実際はそんな事考えている余裕はない)

思い出してみてください。

これを。
この音を、頭と耳にたたき込んだ後に目を凝らしてさっきの映像を見てみてください。(むずいな)

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わかります!?!?
声にガンガンはめているのは、確かにそうなんです。
しかし、バックトラックの音も表現できている、めちゃイケてる振り付けです。
これに関してはMeganのラップがイケてる影響もあります。韻の踏み方など。
しかし、バックトラックのビートの音が私には割と明確に見えました...!

(0:26~)

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ウェーブしながらJIMINがセンターになります。
むちゃかっこええ...こちらは後で1人ずつ見ていきます。
さっきまでガッチリ踊っていたので、急にグルーヴを使われるとグッと見入ってしまいます。
そしてその後

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体に高低差をつけて揃えた後に
手だけを使った振り付け、からの、可愛い(kawaiiiii)

振り付けは手だけなのですが、細かいですよね。
細かいので、体自体がストップしていてもパフォーマンスのスピード感はそのままになっています。

(0:30~)

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足で音を刻みながら、Jungkookがセンターになります。
その勢いのままのこれ

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この4カウント
Meganの『イケてる女』なイメージが頭に浮かびました。
例えばこんな感じの

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※イメージですよ。イメージ。あくまで、振り付けの。全く馬鹿にしてませんよ。

この4カウントに、これを詰め込むなんて...最高にイケてますね。そしてそれを表現出来ちゃう3人が素晴らしい。

(0:34~)

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3人でしか出来ないパフォーマンスなのがARMYとしてはテンション上ります。
早いのにはっきりと手が見えているJ-hopeとJIMINに拍手...!

(0:37~)

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【追記】(正確にはこっちかも)

手振り細かっっっ
しかも、凄いのが
耳をすませると、バックトラックに入っている『ポンっポンっボンポポン』って音に合わせて手を変えています。
(分からなかったと言う方はもう一度見て耳をすませてみてくださいお願いします)

ちょっとテテちゃんにやってほしい。

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ハンドサインの意味が歌詞に合っているかどうかみたいな考察は苦手なので、誰かにお任せします。(他力本願)
私にわかる事は

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煽られてる...!?(kawaii)
と言うことだけです。

(0:39~)

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Butterのサビのアレですね!!!!!
....というのは一度置いておいて

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全部リリック踏んでる〜〜〜〜〜〜!
この足捌き、全員がしっかり音を取れていますよね。

ここで、一旦本題とはズレますが、私が感じた事。
独り言を聞いている感覚で聞いてください。

JIMINは自他ともに認める"遅どり"ですよね。
私も目で追っていると、JIMINだけ動きがずれているのは何度か目撃しました。
そして、遅どりは一般的に悪いこととはされていません。(これもまたジャンルによるかも)
J-hopeに怒られているというエピソードについては、グループパフォーマンスをする上でバッチリ合わせる必要がある時に1人だけずれていたら悪目立ちしてしまう為だと思います。
私の主観ですが、JIMINのたまに見せるヌルッとした音の取り方や伸びのある動きは、彼の持ち味である雰囲気に繋がっていて、即ち個性に繋がっていると私は思います。

しかし、ここの振り付け

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ピッタリやんけ....!
取っている音が明確なので当然と言えば当然ですが(このダンス力がある前提で)
改めてJIMINは、ダンススキルが非常に高く
また、自身の強みを自覚しているが故のこだわり(遅どりなど)は強く持っているのではないか。と私は思いました。

本題に戻ります(0:41~)

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洋服に手を入れるオシャレな振り付けから
『wave』と言う歌詞に合わせてJ-hopeから順番にウェ〜ブしており
その後にも歌詞がありますが長く伸びている『wave』の歌詞を取り切っています。
この前までの刻み続けている振り付けと高低差が生まれており、歌詞に合っているので非常に見やすい&見応えがあります。好きです(急な好み)
そして『summer』の歌詞に合わせたJungkookのジェスチャーも歌詞に合っていて見やすいです。

からの!!!!

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J-HOOOOOOOOOOO!!!!!!!

(これほんとに叫びました。)
J-hopeからウェ〜ブしてJungkookのサマ〜からの反対に振ってJ-hopeのソロ
JungkookとJIMINから受けた反動ではなく、自分で引っ張っている↓

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そしてそのままの余韻で体はユラッと動き続けているのに手は細かい
かと思ったら最後はバシバシっとまとめている。

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基本的にタイトな動きでまとめているにも関わらず体が動き続けているところがハイスキルです。
J-hope、上手くない?(原点回帰)

そして最後に全員で合わせて、パフォーマンスが終わります。

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バブ???(違う)(Bubbaな)

早い音どり、タイトな振り付け、ウェーブで移動
そしてそれを表現しきる3人。

かっこよすぎてちょっと泣きました。

~ 比較して浮き彫りになる個々の個性 ~

せっかくなので、個々の良さや個性を簡単に掘り下げていきます。

(0:23)ここの首を半周回す時の動かし方

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振り付け自体は、最初のビートで動かし始めてから声を取っている様に見えますが
J-hopeとJungkookはビートを強めに取っているのが分かります。
首を前に動かす振り付けも、私にはビートの余韻が見えます。
一方JIMINは

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もちろんビートも取っていますが、どちらかと言うと声をイメージさせる雰囲気に見えます。
(遅どりな影響もあるかもしれません。)
さすがBTSの雰囲気担当...
女性の声とマッチしていてとても良い。

ここで、「そう?私にはビートを強く取っている様にも見えるけど?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
それはそれで良いのです。
見る側によって見え方が違うのも、音楽やダンスの面白さです。

そしてここの移動(0:26~)
1人ずつ見ていきます。

◎J-hope

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腕のウェーブがとても綺麗です。両手とも通しています。
半袖なのでしっかり誤魔化しなく体から通せているのがよく見えて気持ちが良いです。
彼の、振りの隙間に繊細な動きを入れることができる技術力の高さが浮き出ています。

◎JIMIN

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一方JIMINは、体にウェーブを通しています
先程も言いましたが、声に合った女性らしい雰囲気を表現出来ていると私は感じました。音楽とマッチしていてとても良い。
この様な、分かりやすい色気を表現できるJIMINがここでセンターに来ることで、見ている側にはスパイスになります。

◎Jungkook

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移動して位置についた時、バチっとビートに合わせてヒットを打っています
この様に、声の雰囲気に合っているJIMINの後ろで、バチっとパワフルに音を取っているJungkookがいることで音も動きも分かりやすい
見えやすい音を取ってくれると、見応えが上がりますよね。
彼のダンスはシンプルなのにパワフル、というのがよく見えます。

そして、それと同様なことが言えるのが(0:30~)

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ここの移動でJungkookだけ右手が動いており、声の雰囲気を表現している様でとても良い...その勢いのままの次の振り付けともマッチしてますよね。

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あ。間違えた

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この振り付け。

私は、Jungkookのダンスをシンプルと表現していますが
シンプルでクリアな動きの中にパワフルさが自然と組み込まれているので、踊れれば誰でもできるわけではありません。紛れもなく彼の個性で、この様に細かく見ていくとよく分かります。

3Jの個性について簡単にお話ししました。
最後に、"3Jで踊る意味"をテーマに私なりの考察をお話しします。

~ 3Jで踊る意味 ~

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ダンスラインだから。

そう言ってしまえば、そうです。
もう少し細かく言うと
これだけの完成度になるのは、あれだけのダンススキルを誇る彼らだからこそ、と言えます。

まずポイントとして、これは歌いながら踊れませんよね
(0:25~)

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顔の向きの変動や、顔に手を近づける動きが多く取り入れられており、いくらONの様な難しい振り付けを歌いながら踊りこなしていたとしても
この振り付けは、ハンドマイクでもヘッドセットマイクでも物理的に歌いながら踊れませんし
当たり前ですが、踊れたとしてもここまでの完成度にはなりません。

なんと言っても、あれだけ詰まった難しい振り付けの中に個性をチラつかせることの出来る彼らの腕前は、改めてレベルが高い。
これだけの詰まった振り付けを、正確に踊る前提で個性が浮き出ている訳です。

とはいえ
この振り付けは、全体像を見るととてもタイトなので個性を見せに来ているわけではないと言う印象です。
どちらかと言うと、DynamiteやPermission to Danceの様な個性が浮き出るコレオよりもガチガチにダンサー寄りのコレオです。

完全なる主観ですが
『俺ら、最近ゆるくイケてるダンスばっかり踊っているけどダンスめちゃ上手いからね?』
的なメッセージを感じました。
※主観です。ご了承ください。

Butterが再びBillboard chartの1位に返り咲いたこのタイミングで、そんなに良い作品を見せてくれる....
このタイミングですよ...

そして、女性の声で踊ると言う珍しいものを見せてくれた事で、新たな一面が見られた様な気がします。
パフォーマンス力、ダンス力が高い事を再確認させてくれました...

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(((バブ???)))

ここまで読んでくださりありがとうございました。

ここに記した内容は私自身の
個人的見解、個人的な考察となります。

誰かの楽しみが、膨らんでいます様に...

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